金重まこと先生の備前鍔口花入のご紹介

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

先日岡山県でも梅雨入りが発表され、いよいよ本格的な梅雨到来ですね。

裏庭の筍もこの時期になるとあっという間に伸び上がっていて驚かされます。

そんな筍のように真っ直ぐに伸びた気持ちの良い花入をご紹介したいと思います。

当店にて販売させて頂いたものですが、お客様のご厚意により撮影させて頂きました。

 

makotohanaire20170609blog1.JPG
makotohanaire20170609blog2.JPG

力強い箆とカセが一つなっており、金重 愫先生らしい世界観を持っています。

 

makotohanaire20170609blog3.jpg

別冊炎芸術の備前特集号に掲載された花入です。


酒器の名人として人気の金重 愫先生の備前鍔口花入です。

非常にダイナミックな造形となっており、かなり大きな粘土塊から上部分を一気に引き伸ばし、

厚みのある状態で残った下部分も、ごっそりと箆で粘土を削り取っています。

「鍔口」と呼ばれる大きく開いた口縁部の作りも粘土の広がりがとても力強いです。

分類としてはやや小型にですが、伸びやかでエネルギッシュな造形が小ささを感じさせません。


また、景色も極上のカセ窯変となっており、裏も表も見応えがあります。

お酒好きの方などはついついお酒を擦り込んで育ててやりたくなるのではないでしょうか。

緋色の発色が大変素晴らしく、花を活けずともずっと眺めていられる楽しさがあります。

これから暑い夏を迎えますが、今夏も楽しみな窯出しが続きますので是非ご期待下さい。

(今後の新作入荷予定は伊勢崎 淳先生とお弟子さんの曽我 尭先生です)