備前細工物のきのう・きょう・あした展が始まりました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

梅雨の時期ということもあり、蒸し暑い日が続いておりますね。

紫陽花や桔梗など季節の花を愛でつつ心涼やかに過ごしたいものです。


さて、6月末より伊部駅隣の備前市立備前焼ミュージアムにて、

「細工物のきのう・きょう・あした」展が開催されております。

タイトルの「きのう・きょう・あした」の言葉通りに、

古来からの細工物の名品に加えて、近代巨匠の遺した名品逸品、

そして備前焼の明日を担う現代陶工たちの作品を一堂に展示しております。


備前細工物の名手、島村 光先生が中心となって本展を企画されており、

「この若手たちが紡ぐ輝かしい未来が楽しみでなりません」と仰られていました。

これまでの細工物展における「きのう」に重点的に着目したものではなく、

「きょう」を見つめ直し、「あした」へと繋いでいく素晴らしい展示会となっております。


本展のパンフレットにミュージアム館長の臼井洋輔氏の挨拶文が掲載されており、

そこには現在主流となっている陶器という器ものの先祖である縄文式土器と、

細工物の先祖である土偶とはほぼ生み出された時代に差がないことが記されています。

かたや煮炊きや収穫と採集に使用する生活の要として土器を使用する傍らで、

人々は細工物に祈りを捧げ、願いを込め、精神の支えとしていたのです。


器として用を全うする使命を帯びて生み出されたものが陶器ならば、

細工物は心を満たす、心を形にするという使命を帯びて生み出されたように感じます。

美味しいお酒を注ぐことも、絶品の料理を盛り付けることも適わず、

されど名工たちの矜持と遊心が何十年何百年の時を経ても見る者の心を打ち震わせます。

自分自身改めて細工物の存在意義について考えを改めようと反省しております。

下記に詳細な日程などを書いておりますので、是非皆様足をお運び下さいませ。


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【日程】

6/29(木)~9/3(日)まで ※休館日月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は翌日)

9:00~17:00(入館は16:30まで)

【場所】

備前市立備前焼ミュージアム1階2階

〒705-0001 岡山県備前市伊部1659-6

TEL.0869-64-1400 FAX.0869-63-8300

【入館料】

大人500円 高校生・大学生300円 中学生以下無料 ※20名以上の団体は100円割引