タグ「新作」が付けられているもの

伊勢崎晃一朗先生の窯出しがありました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

11月も中盤に差し掛かり、今年も残すところあと僅かとなりました。

気温も大分下がってきており、こちらの方でも冬支度を始めています。

これから年末にかけて窯が焚きやすく窯出しが続きそうです。

HPなどでも随時入荷した新作をご紹介させて頂いておりますが、

今回は晃一朗先生の窯出しされた新作の中からオススメの茶器をご紹介させて頂きます。


晃一朗先生といえば既成概念に囚われず独自の理念を掲げて作陶されていますが、

今回の茶器もそんな作陶理念が非常に良く表れた作品ではないでしょうか。

茶器と言えばやはり全般的に伝統的なデザインを踏襲しており、

茶道や茶の湯という巨大で成熟した文化の中で核となるパーツであるように思います。

そういった茶器を制作し表現する中で、あくまでも自分の中の欲求である、

「こういったものが作りたい、そして使ってみたい」というシンプルで強い情動を感じます。

この作品を拝見して焼き物の楽しさの原点に立ち返るような心持ちになりました。

 

koichiroblog.201611131.JPG
koichiroblog.201611132.JPG

今回は耳を付けてデザインされており、丁度全体のフォルムとあいまってミミズクのように見えますね。

そのまま掌の上で眺めていると、まるでミミズクが眠っているかのように思えます。

 

koichiroblog.201611133.JPG

極端な削りや装飾をせず、最低限の細工だけで全体の印象をガラリと変えています。

丸い蓋物が小さな耳だけであっという間に印象を変えています。

 

koichiroblog.201611134.JPG
koichiroblog.201611135.JPG

今回は粗目の陶土を使用しており、砂粒が肌全体に散りばめられキラキラしています。

粗目の陶土の影響で緋襷も淡いオレンジ色に変化しています。

蓋自体も合わせやすくなっており、耳を持つことで取り外しやすくなっています。

 

(伊勢崎晃一朗/新作備前茶器 共箱)    
size:径7.8cm×径7.8cm×高さ8.6cm ¥28,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

(伊勢崎晃一朗/新作備前茶器 共箱)    

size:径7.8cm×径7.8cm×高さ8.6cm price: 売約済

 

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

金重晃介先生の窯出しがありました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は約2年ぶりの窯出しとなりました金重晃介先生の新作酒器をご紹介させて頂きます。

今回の窯焚きの一つ前の窯焚きである今年春の金重潤平先生の作品では、

非常に冴えた緋色を中心に大成功の窯焚きとして愛陶家の方々に大変ご高評を頂きました。

今回の窯焚きでも濃厚な色合いと強い焼きの特性を引き継いでおり、

煌々と照るように鮮やかな緋色と黒銀の窯変が一つになっています。

30年以上稼働してきた香登窯が、現在進行形で進化しているのもとても興味深いですね。

窯もまた作品などと同じく土から出来ている以上、

一つの焼き物として30年間焼き続けられているという見方も出来るのかもしれません。

今回は珠玉の窯変酒器を中心に入荷していますので、

ご興味のある方は是非当店までお問い合わせ下さいませ。

この記事の下に金重晃介先生の新作の大まかな写真とオススメの新作窯変酒呑を、

そして同時に少数焼かれた金重潤平先生の新作からオススメの酒呑を掲載しております。

 

kosukekamadasi.blog201611061.JPG
kosukekamadasi.blog201611062.JPG

非常に鮮やかで強い緋色が徳利・酒呑共に出ています。

煌々と照るような緋色ですがお酒に濡れることでより素晴らしい色合いに変貌します。


金重晃介作 新作備前酒呑

kosukekamadasi.blog201611063.JPG
kosukekamadasi.blog201611064.JPG
kosukekamadasi.blog201611065.JPG
kosukekamadasi.blog201611066.JPG
kosukekamadasi.blog201611067.JPG

煌々と照るような正面の窯変も見事ですが、窯内の左右の作品との接合面にも素晴らしい緋色が出ています。

高台部分にも緋色が出ている他、見込みでも赤紫色の濃い土味が出ており正に緋色づくしの逸品となっています。

鼠色に上がった灰被りは丁寧な手入れで非常に触り心地が良く、金重備前の良さを凝縮したような酒呑です。

 

金重潤平作 新作備前酒呑

kosukekamadasi.blog201611068.JPG
kosukekamadasi.blog2016110688.JPG
kosukekamadasi.blog20161106888.JPG
kosukekamadasi.blog201611069.JPG
kosukekamadasi.blog2016110699.JPG

こちらは同じ窯に少数入っていた金重潤平先生の新作の中からカセ窯変の酒呑です。

カセ窯変は水指や花入など大型で格の高い作品に採用されることが多いですが、

小型作品の酒呑にこれだけの灰が乗ったものは一窯でもそうそう目にすることは出来ません。

 

(金重晃介/新作備前酒呑 共箱制作中)    

size:径7.0cm×径6.8cm×高さ5.8cm price: 売約済


(金重潤平/新作備前酒呑 共箱制作中)    

size:径6.1cm×径6.1cm×高さ6.3cm price: 売約済

 

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

追記(掲載の許可を頂きましたので窯の写真です)

kagatogama.JPG

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

曽我 尭先生の窯出しがありました(2016年春)

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

昼間は大分暖かくなってきましたが、まだ夜は寒く風邪を引かないようにお気を付け下さい。

さて、本日は曽我 尭先生の新作窯出しがありましたのでご紹介させて頂きます。


以前何度かご紹介させて頂いた折に、土への強いこだわりは感じて頂けたかと思います。

曽我先生は常に「素材である土が良くなければ良い物は焼けない」を信条に、

自分が恋い焦がれた古備前の味わいを追い求めています。


その為に近代開発された窯道具類や電子機器などは一切排除し、

古の陶工と同じ環境を再現して創意工夫されています。

中でも最も特徴的なのが「耐火レンガ」を一切使用されていないことでしょうか。

熱を反射するという性質がある耐火レンガはそれだけで窯内部の熱効率を飛躍的に上昇させます。

その便利な耐火レンガを使用しない為、比較的規模の小さな窯であっても、

中々融通が利かず根気よく窯に付き合ってやるという窯焚きを強いられます。

更に窯自体が粘土で出来た巨大な焼き物と同じであり、

窯焚きが進めば進むほど窯自体が焼けてきて複雑に変化していくそうです。

炎と徒手空拳で格闘するが故に、毎窯違った表情を見つけることが出来るのだと思います。


今回はより甘く柔らかな景色が出るようにシフトされており、

山土の雑味の中に田土の程良い緋色がスパイスのように効いた作品となっております。

桃山期の古備前にある素朴な赤み、生焼けではなくしっかりと焼けた緋色が出ています。

備前焼らしい強さと柔らかさを兼ね備えた新作ですので是非ご覧下さい。

 

soga20160520blog000000.JPG

古備前のような景色と質感は見た目の良さ以上に使い混んで育てるという楽しみがあります。

 

徳利

soga20160520blog00000.JPG
soga20160520blog0000.JPG
soga20160520blog000.JPG

しっかりと焼けた肌から地続きで柔らかな緋色が存在しています。

底部までしっかりと焼けており水に濡れると抜群の景色となります。

 

瓢徳利

soga20160520blog00.JPG
soga20160520blog0.JPG
soga20160520blog1.JPG

堅く焼き締まった石のような存在感ととろけるように初な緋色が同居しています。

今回の新作の特徴である「芯まで良く焼けた緋色」を堪能できます。

 

酒呑1

soga20160520blog2.JPG
soga20160520blog3 (1).JPG
soga20160520blog3 (2).JPG
soga20160520blog5.JPG

古備前で酒を呑んでみたいという夢を叶えてくれる酒呑です。

見込みに「芯まで良く焼けた緋色」が出ており、外側の景色と見比べると面白いです。

 

酒呑2

soga20160520blog6.JPG
soga20160520blog7.JPG
soga20160520blog8.JPG
soga20160520blog9.JPG

こちらは曽我先生流の窯変酒呑です。

薄っすらと黄色掛かった土味は何とも野趣溢れる力強い肌となっています。

 

小服碗

soga20160520blog99.JPG
soga20160520blog9999.JPG

こちらは今回初挑戦された小服碗です。

何にでも使える小服碗であるからこそ、質感にこだわって焼成されています。

目を閉じて触っていると古備前の壺を手に取っているような気持ちになります。

 

 

(曽我 尭/新作各種)
徳利  size:径8.6cm×径8.5cm×高さ13.9cm  price:¥50,000
瓢徳利 size:径8.4cm×径8.2cm×高さ15.7cm  price:¥50,000
酒呑1  size:径6.8cm×径6.9cm×高さ5.7cm   price:¥20,000
酒呑2  size:径6.7cm×径6.6cm×高さ5.7cm   price:¥20,000
小服碗 size:径10.0cm×径9.7cm×高さ7.8cm   price:¥25,000 ※少々カタつきがあります
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

(曽我 尭/新作各種)

徳利  size:径8.6cm×径8.5cm×高さ13.9cm  price: 売約済


瓢徳利 size:径8.4cm×径8.2cm×高さ15.7cm  price: 売約済


酒呑1  size:径6.8cm×径6.9cm×高さ5.7cm   price: 売約済


酒呑2  size:径6.7cm×径6.6cm×高さ5.7cm   price: 売約済

 

小服碗 size:径10.0cm×径9.7cm×高さ7.8cm   price: 売約済 ※少々カタつきがあります


作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

高力芳照先生の窯出しがありました3~2015年秋~

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日も高力芳照先生の新作をご紹介させて頂きたいと思います。

今回の窯では緋色を出すことに注力されたそうで、

本日ご紹介する徳利も激しく豪快な焼きでありながら見事な緋色を残しています。


とくに焼きの強さが顕著なのはやはり窯道具すらも巻き込んだ景色ではないでしょうか。

窯の中に敷き詰める銀砂と呼ばれる白砂があるのですが、

たっぷりと掛かった灰がマグマのように銀砂を飲み込んでいます。

それでも砂粒自体は窯道具だけあって耐火度が高く窯変の中にそのまま残留します。

それが今回、まるでマグマの上に淡雪が降り注いだかのような、不思議な景色となっています。


焼け焦げて炭化した窯変灰被りの銀色の激しさと、

白い砂粒がそっと乗っていざ溶ける刹那の儚さが同居しているように思います。

勿論こんなにロマンチックな景色ではありますが土味自体がしっかりとしており、

酒器には嬉しい緋色が見て使って育てて楽しめます。

土の良さという不変の土台を持ち、窯焚き毎ににテーマを決めて挑戦する高力先生らしい作品です。

 

yositerusyuki20151009blog1.JPG

近い場所で焼き上げた作品同士ですが微妙に緋色が異なっています。


徳利

yositerusyuki20151009blog2.JPG
yositerusyuki20151009blog3.JPG
yositerusyuki20151009blog4.JPG
yositerusyuki20151009blog5.JPG

全方位から灰を浴びせられたようになっており、高台まで黄胡麻で埋まっています。

 

酒呑

yositerusyuki20151009blog6.JPG
yositerusyuki20151009blog7.JPG
yositerusyuki20151009blog8.JPG
yositerusyuki20151009blog9.JPG

こちらの酒呑であれば灰被りの細かいグラデーションが楽しめますね。


(高力芳照/備前徳利・酒呑 共箱製作中)
徳利 size:径9.5cm×径9.0cm×高さ14.5cm  price:28,000
酒呑 size:径6.5cm×径6.5cm×高さ5.6cm  price:15,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

(高力芳照/備前徳利・酒呑 共箱製作中)

徳利 size:径9.5cm×径9.0cm×高さ14.5cm  price: 売約済


酒呑 size:径6.5cm×径6.5cm×高さ5.6cm   price: 売約済


作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

高力芳照先生の窯出しがありました2~2015年秋~

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今回も引き続き、高力芳照先生の窯出しされたばかりの新作をご紹介させて頂きます。

陶歴でいえばもうそろそろ作陶ニ十周年を迎えようかという高力先生ですが、

近年の人気の上がり方はまるでデビューしたばかりの人気若手作家のようです。


その人気の要因はやはり「挑戦」と「維持」ではないでしょうか。

毎窯何か新しい挑戦をされており今度は何が出てくるのだろうといつも楽しみにしています。

そうして出てきたものはどんなものでもしっかりとした品質が維持されており、

「良い物をコツコツ作り続ける」という、言葉にすると何とも簡単ですが、

実行するにはとても大変な事をずっと高力先生は続けられているのだと思います。


そんな「挑戦」と「維持」の二つの高力スタイルを体現するのが今回の新作盃ではないでしょうか。

今までの高力先生の酒盃は沓茶碗や馬盥茶碗のような形が多かったのですが、

今回初めてこのように大きく開いた造形に挑戦されています。

今までにない造形となった新作盃ですが、品質は折り紙付きの土味となっており、

見込み中央部には朝焼けのように真っ赤な抜けが出ています。

山土配合による強い緋色が、野趣溢れる盃の造形にとても良く似合っていますね。

 

yositeruhai20151007blog1.JPG

使用時には山土らしい強く濃厚な緋色が楽しめます。

 

写真左

yositeruhai20151007blog2.JPGyositeruhai20151007blog3.JPGyositeruhai20151007blog4.JPG

緊張感を漂わせる作りとなっており、背筋を伸ばして呑みたくなります。

 

写真右

yositeruhai20151007blog5.JPGyositeruhai20151007blog6.JPGyositeruhai20151007blog7.JPG

赤い土味がゆっくりと移り変わっており、赤が強くとも派手さはなく落ち着いています。


(高力芳照/備前盃 共箱製作中)
写真左 size:径10.9cm×径10.8cm×高さ4.0cm  price:¥12,000
写真右 size:径10.7cm×径10.5cm×高さ4.3cm  price:¥12,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

(高力芳照/備前盃 共箱製作中)

写真左 size:径10.9cm×径10.8cm×高さ4.0cm  price: 売約済

 

写真右 size:径10.7cm×径10.5cm×高さ4.3cm  price: 売約済


作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

曽我 尭先生の窯出しがありました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

この度、曽我 尭先生が窯出しをされ新作が入荷しました。
窯毎に焚き方や土造りの手法などを変えておられる曽我先生。
今回は土造りの過程で土の粘りを促進させる方法を行い、より粘りの強い観音土を用いて制作されたそうです。
そして土の鉄分が反応するような焚き方で焼成されたということで、画像の酒呑の土肌のように作品の肌に鉄分の噴出がプツプツと現れ、
渋く質感の面白い土味の作品となっております。
「質の悪い肉を焼いても美味しくないのと同じで、素材が良くないと焼成しても良い作品は出来ない」
と土造りには徹底的に拘り、作品を生み出すまでのプロセスを非常に重要視されています。
18日間にも及ぶ窯焚きを経て生み出された作品達は、一見すると質朴で控えめですが、
見るほどに深みが増してくるような土味の色調、手に取った際の吸い付くような柔らかな質感と、
噛むほどに味わいが増してくるような、底知れぬ魅力を内包しているように感じます。
本日の夜8時の更新には新作徳利もご紹介させて頂きますので、どうぞご期待下さいませ。

この度、曽我 尭先生が窯出しをされ新作が入荷しました。

窯毎に焚き方や土造りの手法などを変えておられる曽我先生。

今回は土造りの過程で土の粘りを促進させる方法を行い、

より粘りの強い観音土を用いて制作されたそうです。

そして土の鉄分が反応するような焚き方で焼成されたということで、

画像の酒呑の土肌のように作品の肌に鉄分の噴出がプツプツと現れ、

極渋の古備前を思わせる土味が出た作品となっております。

 

sogahaiblog201412091.JPG

sogahaiblog201412092.JPG

sogahaiblog201412094.JPG

sogahaiblog201412095.JPG

sogahaiblog201412096.JPG

 

「質の悪い肉を焼いても美味しくないのと同じで、素材が良くないと焼成しても良い作品は出来ない」

と土造りには徹底的に拘り、作品を生み出すまでのプロセスを非常に重要視されています。

18日間にも及ぶ窯焚きを経て生み出された作品達は、一見すると質朴で控えめですが、

見るほどに深みが増してくるような土味の色調、手に取った際の吸い付くような柔らかな質感と、

噛むほどに味わいが増してくるような、底知れぬ魅力を内包しているように感じます。

本日の夜8時の更新には新作徳利もご紹介させて頂きますので、どうぞご期待下さいませ。

 

(曽我 尭/緋襷酒呑  size:径7.9cm×径7.6cm×高さ3.9cm  price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

森本良信先生の新作が入荷しました2~2014年秋冬~

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何でしたでしょうか。

本日の更新は前回に引き続き、森本良信先生の新作のご紹介です。

今期は土ものシリーズを始めとして、今までになかった新たな試みがとても多く、

常に挑戦を続ける森本先生らしい見ていて楽しい窯出しとなりました。


今回ご紹介するのは今期の意欲作の一つである擂鉢酒呑です。

擂鉢酒呑自体初制作ですが、森本先生らしいディテールにこだわった作りこみが秀逸で、

備前擂鉢の持つ力強さと枯淡な雰囲気のバランスが素晴らしいです。

 

morimotogui201412051.JPG

渋い上がりと柔らかな抜け、どれもが甲乙つけ難い出来栄えですね。


写真右の擂鉢酒呑の詳細

morimotogui201412052.JPG
morimotogui201412053.JPG
morimotogui201412054.JPG

緋色の土味が主役となっており、この緋色がどのように変化していくのか楽しみですね。

 

森本先生の新作擂鉢酒呑、如何でしたでしょうか。

備前擂鉢のもつ野趣と侘び寂びが酒呑にピッタリではないでしょうか。

造形は擂鉢の持ち味を活かす為、あまり綺麗になり過ぎないように工夫されていますが、

ちゃんと薄造りで軽く使いやすくなっているのが嬉しいですね。


(森本良信/備前注壺)
左 size:径10.6cm×径9.6cm×高さ7.6cm price:¥16,000)
右 size:径11.5cm×径10.5cm×高さ8.3cm price:商談中)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

(森本良信/備前酒呑)

左 size:径8.4cm×径7.3cm×高さ4.5cm price:売約済

中 size:径7.8cm×径7.3cm×高さ3.9cm price:売約済

右 size:径8.6cm×径8.0cm×高さ4.5cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

森本良信先生の新作が入荷しました~2014年秋冬~

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は窯出しされたばかりの森本良信先生の新作をご紹介したいと思います。

今回は柔らかな土味の表現や胡麻と灰被りのコントラストなど、

柔らかさや温かみのある色合いの表現にこだわっておられるように思えました。

作品は全て岡山市の狸庵文庫美術館にて展示発表されていたものですが、

陶印もやや変化し土味の表現など新たなステージの始まりを予感させるものばかりでした。

 

morimototyukoblog201412032.JPG

古陶磁にあるそろばん壺をイメージした愛嬌のある造形です。

 

morimototyukoblog201412031.JPG

左は満タンで一合、右は満タンで一合強入ります。

 

右の内部

morimototyukoblog201412033.JPG

胡麻がしっかり掛かっており景色が良いです。


右の側面

morimototyukoblog201412034.JPG

ぽっと火照った頬のように見事な緋色です。


左の内部

morimototyukoblog201412035.JPG

やや強い焼き味に合わせて渋い土味です。


左の側面

morimototyukoblog201412036.JPG

強烈な灰被りを主体としながら、抜けや胡麻による奥行きを出しています。

注ぐ際に一滴垂れますので、その雫を摺りこんでやると面白そうです。

 

森本先生の新作備前注壺、如何でしたでしょうか。

本作は酒注でも壺でもないという意味で注壺と銘打たれています。

酒器として使うも良し、花器として使うも良しで、使う人によって十人十色の楽しみ方があると思います。

 

(森本良信/備前注壺) ※サイズ記載ミス修正しました

左 size:径10.6cm×径9.6cm×高さ7.6cm price:¥16,000)

右 size:径11.5cm×径10.5cm×高さ8.3cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

(森本良信/備前注壺)
左 size:径6.9cm×径6.8cm×高さ5.2cm price:¥16,000)
右 size:径6.5cm×径6.4cm×高さ5.3cm price:¥18,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

高力芳照先生の新作が入荷しました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

高力芳照先生の窯出しがあり新作が入荷しました。
先日の阪急うめだで開催されました個展は大盛況で無事に終えられたそうで、
特に酒器はほぼ完売状態であったそうです。
当店で新たに入荷しました酒器をいくつかご紹介させて頂きます。
1.強烈な降灰を受けた転がし窯変の徳利です。
べっ甲状になった胡麻がいくつも流れ豪快な景色となっております。
「今回は良く焼いたのです」と高力先生も仰られておられましたが、
灰被り部分が高温で溶けて高台周辺などは銀色がかり強烈な焼きとなっています。
口縁3.4cm×胴径9.7cm×9.3cm×高さ14.0cm 33,000円
2.深緑のカセとしっとりとした抜けのコントラストが美しいカセ窯変徳利です。
カセ肌はキメ細やかで手触りが大変心地良いです。
所々に小さな抜けがあしらわれており、特に口縁部の小さな抜けが、
一滴垂れた酒に濡れて色っぽい景色を見せてくれるでしょう。
口縁4.0cm×胴径10.0cm×9.7cm×高さ15.2cm 33,000円
3.転がし窯変の徳利同様に今回の窯の特徴的な焼き上がりとなった酒呑です。
徳利と対になるようなドロドロに良く溶けた豪快な胡麻景色が魅力です。
見込み部分は深遠なる灰被りの世界が広がっています。
径8.4cm×7.8cm×高さ4.2cm 15,000円
4.今までになかった新しい造形を見せるカセ窯変酒呑です。
大胆に三角に歪ませた口造りがとてもインパクトがあります。
径8.1cm×8.1cm×高さ4.1cm 15,000円
5.燃え盛る炎を思わせるような鮮烈な緋色が印象的なカセ窯変酒呑です。
緋色と同じくカセ肌もやや白みがかった明るい色合いとなっています。
腰周りのリズミカルに削られたデザインも全体をうまく引き締めています。
径6.5cm×6.4cm×高さ5.5cm 12,000円

高力芳照先生の窯出しがあり新作が入荷しました。

先日の阪急うめだで開催されました個展は大盛況で無事に終えられたそうで、

特に酒器はほぼ完売状態であったそうです。

当店で新たに入荷しました酒器をいくつかご紹介させて頂きます。

 

yositerusinsakublog201411291.JPG

yositerusinsakublog201411292.JPG

yositerusinsakublog201411293.JPG

1.強烈な降灰を受けた転がし窯変の徳利です。

べっ甲状になった胡麻がいくつも流れ豪快な景色となっております。

「今回は良く焼いたのです」と高力先生も仰られておられましたが、

灰被り部分が高温で溶けて高台周辺などは銀色がかり強烈な焼きとなっています。

口縁3.4cm×胴径9.7cm×9.3cm×高さ14.0cm 売約済

 

 

yositerusinsakublog201411294.JPG

yositerusinsakublog201411295.JPG

yositerusinsakublog201411296.JPG

2.深緑のカセとしっとりとした抜けのコントラストが美しいカセ窯変徳利です。

カセ肌はキメ細やかで手触りが大変心地良いです。

所々に小さな抜けがあしらわれており、特に口縁部の小さな抜けが、

一滴垂れた酒に濡れて色っぽい景色を見せてくれるでしょう。

口縁4.0cm×胴径10.0cm×9.7cm×高さ15.2cm 売約済

 

 

yositerusinsakublog201411297.JPG

yositerusinsakublog201411298.JPG

yositerusinsakublog201411299.JPG

3.転がし窯変の徳利同様に今回の窯の特徴的な焼き上がりとなった酒呑です。

徳利と対になるようなドロドロに良く溶けた豪快な胡麻景色が魅力です。

見込み部分は深遠なる灰被りの世界が広がっています。

径8.4cm×7.8cm×高さ4.2cm 売約済

 

 

yositerusinsakublog201411290.JPG

yositerusinsakublog2014112900.JPG

yositerusinsakublog20141129000.JPG

4.今までになかった新しい造形を見せるカセ窯変酒呑です。

大胆に三角に歪ませた口造りがとてもインパクトがあります。

しっかりと焼けたカセ胡麻も良いですが、見込みのワンポイントの小さな抜けが素晴らしいです。

径8.1cm×8.1cm×高さ4.1cm 売約済

 

 

yositerusinsakublog2014112999.JPG

yositerusinsakublog20141129999.JPG

yositerusinsakublog201411299999.JPG

5.燃え盛る炎を思わせるような鮮烈な緋色が印象的なカセ窯変酒呑です。

緋色と同じくカセ肌もやや白みがかった明るい色合いとなっています。

腰周りのリズミカルに削られたデザインも全体をうまく引き締めています。

径6.5cm×6.4cm×高さ5.5cm 売約済

 

 

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

金重晃介先生の窯出しがありました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

窯出しされたばかりの手入れ前の作品をいち早く拝見させて頂き、
素晴らしい作品を沢山入手する事が出来ました。
早速ご来店頂き新作をお買い上げ頂きましたお客様よりお写真を頂戴しました。
隈取りのくっきりと現れた堂々たる窯変酒器でしたが、土肌が濡れて一層深みを帯び、
素晴らしい景色を見せてくれています。
昨日の備前焼まつりにお越しのお客様も店頭の唸るような窯変扁壷徳利に感動して頂きました。
本日の夜8時の更新ではしっとりとしたカセ窯変の酒呑とユニークな抜けが印象的な窯変酒呑を
ご紹介させて頂きますので、是非ご覧頂ければ幸いです。

先日、金重晃介先生の窯出しがありました。

窯出しされたばかりの手入れ前の作品をいち早く拝見させて頂き、

素晴らしい作品を沢山入手する事が出来ました。

早速ご来店頂き新作をお買い上げ頂きましたお客様よりお写真を頂戴しました。


kosuke.kamadasi201410.JPG

 

隈取りのくっきりと現れた堂々たる窯変酒器でしたが、土肌が濡れて一層深みを帯び、

素晴らしい景色を見せてくれています。

昨日の備前焼まつりにお越しのお客様も店頭の唸るような窯変扁壷徳利に感動して頂きました。

本日の夜8時の更新ではしっとりとしたカセ窯変の酒呑とユニークな抜けが印象的な窯変酒呑を

ご紹介させて頂きますので、是非ご覧頂ければ幸いです。

 

高力先生の窯出しがありました1

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

先日予定されていた高力先生の電気窯の窯出しがあり、

登り窯奥に眠っていた素敵な作品と共に頂いて参りました。

今日から数回に分けてブログでご紹介できればと思います。

さて、第一回目は電気窯による緋襷酒呑です。

でもいつもとどこか雰囲気が違います。

 

takariki_new001.JPG
takariki_new002.JPG

 

実はこれは久し振りに手捏ねで制作された酒呑だそうです。

ゆっくりと指で土を起こしながら制作するので作品に独特の柔らかさが出ますね。

手捏ねによる肌の微妙な凹凸が、緋襷焼成なので隠れることなく顕になっています。

もっちりとした白の味わいにとても良く似合っていますね。

手捏ね制作なのでやや厚手で手取りが少し重たく感じますが、

緋襷をいつもとは違った角度でに楽しめる作品だと思います。

その他の作品も随時更新していきますので宜しくお願いします。

 

 

(森本良信/小服碗 各種)
黒碗(左)   size:径11.2cm×径10.6cm×高さ8.2cm  price:売約済)
織部碗(中) size:径10.5cm×径10.3cm×高さ9.7cm  price:¥25,000)

(高力芳照/緋襷酒呑)

左     size:径6.9cm×径6.8cm×高さ5.2cm  price:売約済

右     size:径6.5cm×径6.4cm×高さ5.3cm   price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)

川口陶楽苑のHPへ

 

伊勢崎 淳先生の窯出し

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

先日、伊勢崎 淳先生の窯出しに伺って参りました。

前々からお願いしておりました黒の湯呑、ビール呑を入荷する事が出来ました。
湯呑やビール呑では黒タイプは今まで制作されておりませんので貴重な作品です。
その他にも、普段の緋襷とは少し雰囲気の異なる、穏やかでエレガンスな色調の緋襷の出た酒呑や、
胡麻が何層にも亘って溶けている黒徳利など、秀作が入荷出来ました。
来年は2ヶ月間にも及ぶ大規模な展示会を控えているとのことで、
これからは大作のオブジェを中心に制作すると意気込んでおられました。
んな作品を生み出されるのか、益々のご活躍が期待されます。

前々からお願いしておりました黒の湯呑、ビール呑を入荷する事が出来ました。

湯呑やビール呑では黒タイプは今まで制作されておりませんので貴重な作品です。

その他にも、普段の緋襷とは少し雰囲気の異なる、穏やかでエレガンスな色調の緋襷の出た酒呑や、

胡麻が何層にも亘って溶けている黒徳利など、秀作が入荷出来ました。


jyunkamadasi20140726.blog1.JPG

いつもの備前タイプとは全く違う表情を見せます。

黒い水の中に黄金の粒を沈殿させているようです。

 

jyunkamadasi20140726.blog2.JPG

備前タイプは穴窯の華やかさが全面に出ています。

 

jyunkamadasi20140726.blog3.JPG

黒徳利には激しい胡麻流れと濡れて色濃く変化するブルーが出ています。

 

来年は2ヶ月間にも及ぶ大規模な展示会を控えているとのことで、

これからは大作のオブジェを中心に制作すると意気込んでおられました。

どんな作品を生み出されるのか、益々のご活躍が期待されます。

jyunsensei.JPG

伊勢崎晃一朗先生が窯出されました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

kou003.JPG

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
先日、伊勢崎晃一朗先生の窯出しがありました。
今回の窯出しでも見る者をワクワクさせてくれる作品ばかりで、
つい時間が経つのも忘れて作品選びに夢中になってしまいました。

実は晃一朗先生は学生時代には木彫をされていたそうで、
その技術が作陶にも大変活かされており、土の新たな表情を引き出されていると感じます。
大きなノミで土を大胆に削った花器や、ご友人の木工作家とコラボした茶器など、
様々な技法や表現で備前土の魅力を再認識させてくれるものばかりです。
そう考えると隣接する淳先生の工房と晃一朗先生の工房の関係もなんだかとても面白く感じます。
淳先生の工房で沢山の人々によって長年研究されてきたものが分解され、
隣の工房で一人の若き陶工のフィルターを通して集約・再構築されているようにも思えてきます。
その中には工房前の古備前、海外で活躍されているアーティストの作品から部屋に飾られた古代アフリカの通貨など、
本当に多種多様なエッセンスが混じり合いながら「伊勢崎晃一朗の備前焼」へと収束しているのでしょう。

kou001.JPG

kou002.JPG

現在、十数年使用してきた黒の塗り土があと僅かになり新たな配合を研究中とのことですので、
今度はどんな再構築が見られるのかと今から楽しみでなりません。
深く艶のある黒、だけど一色ではなくどこかに緋色が混じったような。
そんな黒を研究中との事です。

備前焼 川口陶楽苑にて出品中の伊勢崎晃一朗先生の新作

備前手捏ね酒呑

2149.jpg

備前手捏ね酒呑

2150.jpg

黒手捏ね酒呑

2151.jpg

黒手捏ね酒呑

2152.jpg

秋谷昌央先生が窯出しされました

秋谷昌央先生が窯出しをされました。
現在、手入れをされている状況です。
手入れが終わる頃に当店も新作を仕入れに伺う予定です。
手入れ中の作品を少し拝見させて頂きましたが、
今回は黒の発色も良くブルーも美しく発現しておりました。
そして普段使いに出来そうなお洒落なカップ類も新たに作られており、
色々と選ばせて頂くのが楽しみです。
秋谷先生の手入れのご様子をfacebookにて公開中ですので是非ご覧下さい。

備前焼 川口陶楽苑のfacebookページで動画を見る

20130311akiya.jpg

森本良信先生の新作が入荷しました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
201212morimotosinsaku.JPG
皆さんこんにちは、大変な寒さに見舞われておりますが如何お過ごしでしょうか。
備前地方でも低気圧で突風が吹き、肌を刺すような寒さにあんなに暑かった夏がつい恋しくなってしまいました。
こんな時は備前湯呑に宿るお茶の温もりがなんとも心地よいです。

さて、当店では森本良信先生の新作が入荷しました。
備前に限らず、井戸や楽の名品にも意識を傾け、新たな境地を開拓せんとする作品となっております。
その進化のスピードにはいつも驚かされると同時に、行末が非常に楽しみに感じられます。

僕自身、森本先生は集中力の人だと思っています。
これだ!と決めたら行住坐臥全神経・全思考をそれに集中させる。
先程「意識を傾けて」と自分で書きましたが、傾けるどころか全ての意識を一点集中しているといってもいいでしょう。

前回の新窯の時点で芽吹いた変化は、今回の新作でより鮮明に表現されているように思います。
小さな思考の変化が結果的に人間に大きな影響を及ぼすように、
高台の処理や手がける時間の変化、窯の構造の変化や脳内の大名物の威光、
それらの全てが波となって、砂浜の模様をすり替えるように作品をゆっくりと確実に変化させているのでしょう。

price:徳利50000円 酒呑各種15000円 出品中の備前酒呑 出品中の備前酒呑

作品の詳細な画像やサイズなどのお問い合わせは下記まで
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール

金重潤平先生の作品が入荷しました。

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
皆さんこんにちは、雨が続いておりましたが如何お過ごしでしょうか。
備前地方でも長く大雨が降り続き、湿気と暑さでなかなか食が進みません。
ついつい水分ばかり摂ってしまいがちですので気をつけたいと思っています。

梅雨が明ければ夏真っ盛りとなりますので、やはりビールの美味しい季節となりますね。
当店でも様々な作家さんのビール呑を取り揃えていく予定ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
ご使用前に10分程冷やしておきますと、備前の器は保冷性も良く、より美味しくビールが頂けます。
ビール呑はビールだけではなく、麦茶アイスコーヒーなどでも合いますので是非お試し下さいませ。

さて、そんな梅雨時ですが金重潤平先生の窯出しにお邪魔して参りました。
前回の時も雨上がりにお邪魔させて頂いたように思います。
徳利酒呑湯呑は勿論ですが、今回は晃介先生と潤平先生の牡丹餅が何とも美しい作品が入荷しております。

kosuketebati20120710.JPGこちらは金重晃介先生の手付き鉢です。
焚き口と一番の部屋の間の、薪を投入出来る横穴の近くで取れたものです。
黄胡麻と灰被りが半々となった景色は個人的に非常に好みであります。
陶陽先生の本などでもこのような半月鉢が掲載されていますが、
備前土のパフォーマンスを最大限に引き出す方法の一つではないかと感じます。
顕微鏡で覗くかの如く平らに土を広げ、胡麻や牡丹餅の抜けの微妙な変化をつぶさに感じ取れるからでしょうか。

jyunpeihati20120710.JPGそしてこちらは潤平先生の鉢です。
こちらにも黒と金のコントラストに、頬が染まるような繊細な色合いの牡丹餅が合わさっています。
僕自身、牡丹餅という名称があまり好きではないのですが、
微妙なグラデーションがあり、ねっとりと土がきめ細やかで、なによりもいやらしくない柔らかな橙色が出たこの景色は、
土の柔らかさを誇らしげに披露するようで、牡丹餅の名前が何よりも似合っているように思います。
「餅」の言葉通りに、ムニュっと掴んで食べてしまいたくなる雰囲気が大好きです。
この他にも様々な作品が入荷しておりますのでお気軽に下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール