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森本良信 新作展解説~自由な世界編~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は森本良信先生の新作展解説の最終回として、

自由な発想で作られたというシリーズを解説していきたいと思います。


ただ、この作品のコンセプトで言うと解説することは殆どありません。

自由な発想、つまりそれは使い方も自由であるように、と作られています。

今までの四つの世界観の中で、古陶磁の名品たちから学び写してきた事を統合し、

様々なテクニックを盛り込んでいますがとにかく自由に楽しく使えるようにと考えられています。


森本先生は今回の自由な発想シリーズについて語られる中で、

「この作品は僕が大好きなローリング・ストーンズのようなものなんです」

「ブルースやクラシックなど色んな音楽を取り込み、それでいてオリジナルな世界を作っている」

「そういう風に有りたいなと思い、とにかく焼物を楽しんでもらえるように作ったシリーズです」

「ですが、ただ自由奔放に作るのではなく、僕の気質としてルーツを求めてしまう」

「だから古陶磁からのインプットがあるから、自由な発想シリーズも成立するんです」と仰られていました。


これまでの五つのシリーズのどれもが森本作品を構成する重要なパーツであり、

そのパーツの核には少年のように純粋な、やきものを愛するという気持ちがあり、

それがあるからこそ五つのパーツが駆動して素敵なモノを生み出しているいるだな、と強く感じました。

今後の森本良信先生から生み出される新たな世界についても是非ご期待下さい。

皆様今回の森本良信 新作展をご覧頂き、本当に有難うございました。

 

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紐作りによって成形され、その後に箆で面取りを施されています。

紐作りという古備前の世界と、面取りの現代感覚がマッチしています。

斬新な楽茶碗を思わせる造形が素敵ですね。

 

 

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こちらは筒片口と命名された新解釈の片口酒注です。

図鑑を捲れば筒茶碗、花入、湯桶など色んな物に見えてきます。

晩酌を楽しむ現代の生活にあった造形です。

 

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小服碗です。自由な発想シリーズの中でも、特に使い方を選ばない器です。

楽茶碗を一回り小さくしたような丸みのあるフォルムは、

古典からヒントを得たと知った上で見ても、とても現代的なフォルムだと感じます。

抹茶の他、焼酎カフェ・オ・レ湯呑となんでも自由に出来ます。


自由な発想シリーズ(記事に使用したものを中心に一部抜粋)

伊部筒片口

緋襷小服碗①

備前小服碗

緋襷酒呑

森本良信 新作展解説~唐津編~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今回は唐津シリーズの解説をしていきたいと思います。

備前土に釉薬を施すのではなく、唐津の陶工を備前に招聘したというストーリーで、

森本先生が敬愛する古唐津の持つ魅力を備前に変換して頂きました。


今回は唐津の制作スタイルに倣って、たくさんの素地を制作してそこから厳選し、

焼きを入れてからもさらに厳選するという、とにかく数をこなし厳選する方法を採られています。

その方法によって作為を出す事なく、土焼き作りがバランスよく備わったものを狙っています。

茶陶ではない庶民の器として、飾りっけのない素朴で渋い表情が親しみやすく、

しかしその中にまた目を見張るような景色があり、侘び心を擽る逸品となっています。

庶民の器として広く愛された備前と唐津らしい味わい深さですね。

 

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厳選に厳選を重ねて、造形、削り、土味が見事な表情を作っています。

うっすらと光る紫蘇色の土味は濃厚芳醇であり、

そこに土の粗さを引き立てるような削りが見事です。

制作スタイルによりこれだけ見事な景色であっても作為を感じさせず、

置いておくとあまり目立たなくなるのが不思議です。

 

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釉薬の流し掛けを思わせる伊部手のドロリとした胡麻が素敵です。

現在でも大変人気のある古唐津の片口へのオマージュで、

口の付け方など大変こだわった作品です。

唐津よりきた陶工が斑唐津を再現しようとして試行錯誤し……などというストーリーが浮かんでくるようです。

 

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こちらも人気のある唐津の酒盃をモチーフとした酒呑です。

室町期の備前同様、紐作りの繋ぎ目などは消しておらず、

忙しそうな陶工たちで賑わうスピーディーな制作風景が想像出来ます。

高台も大変工夫されており、縮緬皺が再現されています。

 

唐津シリーズ

備前片口

伊部片口

緋襷片口

備前酒呑①   

森本良信 新作展解説~桃山期編~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今回は解説第三弾として桃山期を目指して制作されたものの中から、

岡山後楽園所持の名碗「只今」の写しについて一部解説させて頂きたいと思います。


今回の茶碗は今までの森本良信先生の桃山研究の集大成と言っても過言ではない、

桃山期の優雅さと力強さを見事に宿した作品となっています。

中でも大変特徴的なものが、ゴリゴリと土を抉り取るようにして出来た高台脇です。

一見箆で乱雑に土を抉ったように見えて、実はここに桃山期の高次元の美意識があるそうです。

 

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実はこの大胆な削りは「力強く見せてやろう、変わったことをしてやろう」とする箆ではなく、

あくまでも人の掌の形に合わせて、持つ時にフィットするように計算された箆だそうです。

桃山期の黒楽茶碗の名品や志野茶碗の名品にも同じ計算がされているそうです。

歪むのではなく人間の体に合わせて正しく変形していると言えます。

持ってみてお茶を頂く動作をしてみると、とても掌にしっくりきました。

 

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こちらの口縁部からの写真でも分かる通り非常に緩やかな三角形になっています。

出っ張った部分が飲み口としてとても使いやすくなっており、

力強くも品のある造形の裏側には、使用感に対するとても深い考察が隠されています。

その他にも様々な造形理論が組み合わさって桃山期の名品たちは成り立っているそうで、

表面的な美意識を超越して、とても高い次元での造形理論が存在していたようです。

 

桃山期シリーズの作品

備前茶碗

備前茶入

備前水指

森本良信 新作展解説~茶懐石の中の酒器編~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は森本良信先生の新作展解説第二弾として、茶懐石シリーズを解説させて頂きます。

ただ単に茶懐石の道具を写すというよりも、そこにある道具の美しさや精神性をリスペクトし、

それらを備前で表現するにはどうするべきかを考えたオマージュの手法となっています。

クリエイティブな写しというテーマを発展させて制作して頂きました。


まずは茶懐石の酒器として銚子をご紹介していきたいと思います。

本来は漆器や鉄器などを用いられることが多いのですが、

古備前の伊部手などにも銚子があり、今回は緋襷と伊部手で制作して頂きました。

丁度漆器の赤が緋襷、鉄器の黒が伊部手で見立てられて面白いですね。

古備前伊部手の銚子も実物は鉄のような硬質の存在感があるそうです。

 

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格式の高い道具である銚子らしい、細部までしっかりと手を入れた意匠になっています。

口縁部の接合面、取っ手の作り、共蓋とどれも細工物のように入念です。

格式の高い造形を張り詰めた緊張感をもって制作しているからこそ、

漆見立ての緋襷という粋な遊び心が光るのかもしれません。


次は中盤以降の煮物・焼物の後の献酬でお預け徳利等と共に出される酒盃です。

この時の酒盃の中でも非常に格が高いのが黄瀬戸の六角酒盃です。

本来の黄瀬戸の六角酒盃は型作りが基本なのですが、

備前で型作りをすると無機質さが出てしまうのでここは敢えて轆轤から変形させています。

完全なる古典の写しではなく、銚子と同じく名品へのオマージュとなっています。

轆轤成形後に土を足して変形させており、全体に丸みが残って柔和なフォルムになっています。


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こちらは緋襷の六角酒盃です。

あくまでも格式の高い道具という前提で、景色に対してとても配慮がなされています。

緋襷の発色も厳選されたものだけとなり、藁掛けもどこから見てもよく見えるよう考えられています。

先日の記事の室町期の実用性重視の景色とは趣を変えています。

 

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こちらは伊部手で制作して頂いた六角酒盃です。

これまた先日の室町期とは違う、焼きに焼き込まれた強烈な黄胡麻が出ています。

塗り土によって肌を鉄器のように変化させており、黒と黄色の強烈なコントラストが見事です。

胡麻の流れ方、焦げ胡麻の立ち上がり方、向こうに見える胡麻の景色まで計算されています。

 

茶懐石の中の酒器シリーズ

備前徳利

緋襷徳利

備前の徳利はお預け徳利として格式の高いものです。

今回は景色をしっかりと考えぬいた「お預け」の言葉に相応しい重厚な作品になっています。


緋襷銚子①    

伊部六角酒盃①        

緋襷六角酒盃①      

森本良信 新作展解説~室町期編~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

森本良信先生の新作展、大変なご好評を頂いております。

森本先生とかなり長い期間準備をしてきましたので、

皆様からのありがたいお言葉を頂き本当に嬉しく思っております。


さて、今回の新作展ではテーマ別に作品を分類解説していきたいと思います。

まず第一弾は室町期シリーズを解説させて頂きます。

室町期といえば大窯で焼かれ、庶民の生活用品として大変な人気を誇っていた時代でした。

北は北海道、南は沖縄まで備前焼の陶片が出土しており大変な人気であったようです。


今回は室町期の庶民の為の道具としての側面を強調して制作して頂いており、

「正面を決めず、敢えて適当に積み重ねて焼き上げる」を実践されています。

作りに関しても粘土を紐状にする紐作りの接合跡を消したり、

造形上過度な装飾や仕上げを施さず、実用重視のありのままの造形としています。

 

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鎌倉~室町期の装飾といえば波状紋と呼ばれる波打つ櫛目です。

写真の左には繋ぎ目が写っており整え過ぎない作りになっています。

元の鳶口小壺はもう少し大きく、油壺などに用いられていたそうです。

 

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焼成時にはこのように雑多に重ねて、敢えて景色の概念を考慮せず火を入れたそうです。

重ねてみると景色が繋がているのが分かります。

 

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敢えて自然な焼き上がりに任せる事で、土のうぶさが出たと森本先生は仰られていました。

うぶな土は変化の幅が大きく、自然に任せた緋色は嫌味がありません。

また、うぶであるが故に濡れることでえも言われぬ味わいとなります。

 

室町期シリーズの作品(記事に使用したものです)

緋襷鳶口小壺

備前擂鉢酒呑 ①          

森本良信先生の新作が入荷しました3~2014年秋冬~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は森本良信先生の新作特集第三弾として、六角酒盃をご紹介したいと思います。

六角酒盃は元来は黄瀬戸や瀬戸椿手などで制作された格式高い酒盃ですが、

これを備前で取り組むという事で森本先生らしいアレンジが加えられています。


本来の六角酒盃は型成形ですが、備前に合わせてあまりカッチリと堅くなり過ぎないように、

轆轤成形後に変形させてやることで全体のフォルムに柔らかな丸みを加味しています。

これにより品格のある六角造形に枯れた風情、朽ちゆき揺らぐ美しさが加わり、

ヴィンテージデニムのような独特の雰囲気を纏うに至っています。

 

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六角なので面の美しさを味わう楽しみもあります。

伊部の方は垂れた黄胡麻が何とも言えない良い景色です。

 

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緋襷の方の面がこれまた渋く、やや荒れた肌に緋襷の煮えや鉄分の滲みがたまりませんね。

 

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森本先生は上から見た時の柔らかさに注目されており、堅くなり過ぎないように工夫されています。

 

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緋襷の方も心地良いブレが生まれ、肌の細かな凹凸と相まって何とも枯れています。

 

森本良信先生の新作六角酒盃は如何でしたでしょうか。

森本先生は品の良さ+枯れ朽ちた渋さ=ヴィンテージ感を出すのが抜群にうまい人だと思います。

侘び寂びと綺麗さが絶妙なバランスで交じり合い一つの色気となっていますので、

 時に曲線美が眩しい最新作のようにも、枯れた風情薫る何百年前の作品にも見えて不思議です。


(森本良信/六角酒盃)
左 伊部 size:径6.7cm×径6.3cm×高さ5.0cm price:¥15,000)
右 緋襷 size:径7.5cm×径6.8cm×高さ4.8cm price:¥15,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ

(森本良信/六角酒盃)

左 伊部 size:径6.7cm×径6.3cm×高さ5.0cm price:売約済

右 緋襷 size:径7.5cm×径6.8cm×高さ4.8cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


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森本良信先生の新作が入荷しました2~2014年秋冬~

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皆さんこんにちは、如何でしたでしょうか。

本日の更新は前回に引き続き、森本良信先生の新作のご紹介です。

今期は土ものシリーズを始めとして、今までになかった新たな試みがとても多く、

常に挑戦を続ける森本先生らしい見ていて楽しい窯出しとなりました。


今回ご紹介するのは今期の意欲作の一つである擂鉢酒呑です。

擂鉢酒呑自体初制作ですが、森本先生らしいディテールにこだわった作りこみが秀逸で、

備前擂鉢の持つ力強さと枯淡な雰囲気のバランスが素晴らしいです。

 

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渋い上がりと柔らかな抜け、どれもが甲乙つけ難い出来栄えですね。


写真右の擂鉢酒呑の詳細

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緋色の土味が主役となっており、この緋色がどのように変化していくのか楽しみですね。

 

森本先生の新作擂鉢酒呑、如何でしたでしょうか。

備前擂鉢のもつ野趣と侘び寂びが酒呑にピッタリではないでしょうか。

造形は擂鉢の持ち味を活かす為、あまり綺麗になり過ぎないように工夫されていますが、

ちゃんと薄造りで軽く使いやすくなっているのが嬉しいですね。


(森本良信/備前注壺)
左 size:径10.6cm×径9.6cm×高さ7.6cm price:¥16,000)
右 size:径11.5cm×径10.5cm×高さ8.3cm price:商談中)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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(森本良信/備前酒呑)

左 size:径8.4cm×径7.3cm×高さ4.5cm price:売約済

中 size:径7.8cm×径7.3cm×高さ3.9cm price:売約済

右 size:径8.6cm×径8.0cm×高さ4.5cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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森本良信先生の新作が入荷しました~2014年秋冬~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は窯出しされたばかりの森本良信先生の新作をご紹介したいと思います。

今回は柔らかな土味の表現や胡麻と灰被りのコントラストなど、

柔らかさや温かみのある色合いの表現にこだわっておられるように思えました。

作品は全て岡山市の狸庵文庫美術館にて展示発表されていたものですが、

陶印もやや変化し土味の表現など新たなステージの始まりを予感させるものばかりでした。

 

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古陶磁にあるそろばん壺をイメージした愛嬌のある造形です。

 

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左は満タンで一合、右は満タンで一合強入ります。

 

右の内部

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胡麻がしっかり掛かっており景色が良いです。


右の側面

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ぽっと火照った頬のように見事な緋色です。


左の内部

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やや強い焼き味に合わせて渋い土味です。


左の側面

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強烈な灰被りを主体としながら、抜けや胡麻による奥行きを出しています。

注ぐ際に一滴垂れますので、その雫を摺りこんでやると面白そうです。

 

森本先生の新作備前注壺、如何でしたでしょうか。

本作は酒注でも壺でもないという意味で注壺と銘打たれています。

酒器として使うも良し、花器として使うも良しで、使う人によって十人十色の楽しみ方があると思います。

 

(森本良信/備前注壺) ※サイズ記載ミス修正しました

左 size:径10.6cm×径9.6cm×高さ7.6cm price:¥16,000)

右 size:径11.5cm×径10.5cm×高さ8.3cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


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(森本良信/備前注壺)
左 size:径6.9cm×径6.8cm×高さ5.2cm price:¥16,000)
右 size:径6.5cm×径6.4cm×高さ5.3cm price:¥18,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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池西先生の黄瀬戸のお写真を頂きました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

池西先生の黄瀬戸の片口と酒盃をお買い上げ頂いたお客様より、素敵な写真を頂戴致しました。

片口は池西先生の黄瀬戸茶碗にそのまま口をつけたようなデザインで、

初期段階では抹茶碗として制作されていたものを急遽片口へと変形させた珍品です。

片口部分以外は黄瀬戸茶碗として完成されており、風格のある堂々とした造形になっています。

胴部分は正に茶碗の風格を持つどっしりとして力強い造形に、

注ぎ口はいかにも注ぎやすそうな細やかで品の良い造りとなっております。

それらが絶妙に融合して茶碗の風格を残したまま、使いやすく風流な片口に仕上げられており、

池西先生の造形力と釉薬や土への造詣の深さに改めて感心させられました。

時に酒注として時にお抹茶を点ててと、使い方次第で楽しみ方がどんどん広がっていきそうです。


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こちらは森本良信先生の井戸湯呑です。

うっすらと青みがかった井戸の景色に、お茶の色が良く映えて美しいです。

使い味を重視して制作された作品ですので、使い込む度に茶渋で貫入が育っていきそうです。

 

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森本良信先生のやきもの塾へ行ってきました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
先日、森本良信先生が講師として第一土日に開催されている、
狸庵文庫美術館 やきもの塾にお邪魔して参りました。
丁度、やきもの塾の生徒の方々による作品展も開催されており、
楽作品や織部作品などバラエティ豊かな作品が展示されておりました。
以前に「森本先生が陶芸の本質に触れて頂くための勉強会」と仰られており、
今回お邪魔した際にその言葉の意味がなるほど理解出来ました。
一般の陶芸教室であればテーマを決めるか自由制作であり、
生徒の方はあくまでもお客様として主役になって陶芸を楽しむようになっています。
今回のやきもの塾で感じたことは、古典が主役になっていると感じました。
森本先生の出すテーマに沿って古典の大名物を習作しながら、
時に講義や写真分析などを交えてより深く大名物の技法を理解し、
そこから審美眼ややきものへの理解をより深めていこうという形式になっていました。
常々森本先生が作品制作時のテーマとして掲げられている、
「陶芸はインプットとアウトプット」という言葉通りに、
古典より様々な技法や思考をインプットしてそれをそのままアウトプットしていました。
「陶芸などの作品制作ではつい自己表現が主題になってしまうことがあります」
「そうではなくてまずは先達に学び、陶芸の本質への理解を深めるのが大事だと思うんです」
勉強会という森本先生の言葉通りにあくまでも制作ではなく、
制作過程を重視した森本先生らしいやきもの塾であると感じました。

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

先日、森本良信先生が講師として第一土日に開催されている、

「狸庵文庫美術館 やきもの塾」にお邪魔して参りました。

丁度、やきもの塾の生徒の方々による作品展も開催されており、

楽作品や織部作品などバラエティ豊かな作品が展示されておりました。


以前に「森本先生が陶芸の本質に触れて頂くための勉強会」と仰られており、

今回お邪魔した際にその言葉の意味がなるほど理解出来ました。

一般の陶芸教室であれば月ごとのテーマを決めるかもしくは自由制作であり、

生徒の方はあくまでもお客様として主役になって陶芸体験を楽しむようになっています。

しかし今回のやきもの塾では、古典へのアプローチに主眼を置いていると感じました。

森本先生の出すテーマに沿って古典の大名物を習作しながら、

時に講義や写真分析などを交えてより深く大名物の技法を理解し、

そこから審美眼ややきものへの理解をより深めていこうという形式になっていました。

 

常々森本先生が作品制作時のテーマとして掲げられている、

「陶芸はインプットとアウトプット」という言葉通りに、

古典より様々な技法や思考をインプットしてそれをそのままアウトプットしていました。

「陶芸などの作品制作ではつい自己表現が主題になってしまうことがあります」

「そうではなくてまずは先達に学び、陶芸の本質への理解を深めるのが大事だと思うんです」

勉強会という森本先生の言葉通りにあくまでも制作ではなく、

制作過程を重視した森本先生らしいやきもの塾であると感じました。

是非皆様もやきもの塾にてひと味違う陶芸へのアプローチをお楽しみ頂ければと思います。

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森本良信先生の新作が入荷しました3

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は森本先生の新作のご紹介第三弾となります。

今回の作品は僕も一目で気に入った白化粧の片口です。

李朝鶏龍山を思わせる落ち着いた色合いの白化粧と大胆な鉄絵が魅力の作品です。

清潔で華やかな白も素敵ですが、ここまで枯れた白も中々無く、侘び心を刺激される逸品です。

勿論お酒注ぎとしてご使用頂けますが、片口小鉢としてご使用頂くのも中々雰囲気があると思います。

写真上が稲わらを刷毛にして白化粧掛けを施した「絵刷毛目片口」、

写真下が白化粧の流し掛けによる「鉄絵片口」になります。

(刷毛塗りではなく、総釉掛けではないので鉄絵となります)

 

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本作の化粧掛けは全て細い稲わらを束ねて行っています。

こちらの作品はその稲わらによる化粧掛けの影響がよく出ており、

程良いムラや勢いを感じさせる掠れは外連味がなく必要最低限の手入れになっています。

その無駄の無さが用の美を生み、侘び心をとことん擽るのでしょうか。

 

以下は「鉄絵片口」です。

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こちらは流し掛けによる「鉄絵片口」です。

刷毛目によるムラの無い分、白化粧の柔らかな色合いが楽しめるようになっており、

さらに鉄分の黒い粒がよりはっきりと出ており、今作の特徴である枯れた白化粧を堪能できます。

 

森本先生の侘びた白化粧作品、如何でしたでしょうか。

何故、まるで何十年と使い古されてきたかのような枯れた白色が心に響くのでしょうか。

最新鋭のステンレス材の残酷なまでの輝きよりも、使い古された鉄瓶の渋い肌に魅了されるように、

贅沢な光沢を放つ新品の木材よりも、古民家の黒ずんだ梁や古民具に心ときめくように、

日本人の美の価値観にピッタリと合致する「無常感」を、

朽ち枯れて散っていく「死生観」をこの白化粧が表現しているのでは、と思っています。

 

(森本良信/絵刷毛目片口  size:径15.7cm×径11.3cm×高さ8.0cm  price:¥20,000)
(森本良信/絵粉引片口    size:径14.4cm×径11.3cm×高さ7.9cm  price:¥20,000)
(※造形上注ぐ際にお酒が垂れやすくなっています、拭き取ったり器に馴染ませるなどしてお使い下さい)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ(森本良信/絵刷毛目片口  size:径15.7cm×径11.3cm×高さ8.0cm  price:¥20,000)

(森本良信/絵粉引片口  size:径14.7cm×径11.2cm×高さ8.0cm  売約済

(森本良信/鉄絵片口    size:径14.3cm×径11.0cm×高さ7.9cm  price:¥20,000)

(※造形上注ぐ際にお酒が垂れやすくなっています、拭き取ったり器に馴染ませるなどしてお使い下さい)

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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森本良信先生の新作が入荷しました2

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は前回の記事に引き続き、森本良信先生の新作をご紹介致します。

今回は奥高麗を目指して制作された無地唐津になります。

大らかで簡素な作りに薄い釉掛けが施してあり、無作為の中に雅味溢れる酒呑です。

ざっくりとしていますがキメの細かな土をじっくりと焼き締めてあり、

薄めに流し掛けられた釉薬による貫入もあってよく育ちそうです。

 

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狙っている唐津作品に合わせて土も釉薬もきっちり研究調整されています。

この強いこだわりが森本先生らしいです。

 

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薄い釉掛けの中に一段濃い釉垂れがあり、景色に変化をもたらしています。

 

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口縁は薄くシャープであくまでも質素に仕上げられており、それに伴って使い味も良さそうです。

 

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やや赤みを強く帯びた枇杷色は何とも渋いですね。

 

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こちらも薄い釉掛けの中に濃い釉垂れが。

厚みにあわせて程良く貫入が入っており、あっという間に変化しそうです。


森本先生の新作無地唐津酒呑、如何でしたでしょうか。

備前の徳利唐津の盃という言葉があるくらい、唐津酒盃は味があって良いですね。

とくに本作はたくさんの茶人を魅力した奥高麗の力強い作風を目指して、

とにかく薄く質素で作為を感じさせないように仕上げられており、

言葉で表現すると難しいのですが古陶磁が持つとても良い意味での無個性さ、

作者のニオイを感じさせず、作品自体が発するパワーで魅せてくる感じに近いものがあります。

唐津特有の育ちの早さもあり、使っていて楽しい作品であると思います。

 

(森本良信/井戸注壷    size:径12.2cm×径11.0cm×高さ8.9cm  price:売約済)
(森本良信/絵刷毛目注壷  size:径13.0cm×径11.5cm×高さ9.0cm  price:売約済)
※造形上注ぐ際にお酒が垂れやすくなっています、拭き取ったり器に馴染ませるなどしてお使い下さい)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
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(森本良信/無地唐津酒呑左 size:径7.3cm×径7.2cm×高さ5.8cm  price:売約済

(森本良信/無地唐津酒呑右  size:径7.6cm×径7.4cm×高さ6.0cm  price:売約済

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森本良信先生の新作が入荷しました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

9月も下旬となり、やっと朝夕は涼しさを感じれるようになって参りました。

そんな9月の窯出しラッシュの中から、本日は森本良信先生の「注壷」シリーズをご紹介します。


注壷とは「チュウコ」と読みますが、そのまま台付き壷に口の付いた造形となっており、

壷故に立体造形として見ても非常に見応えがある器となっております。

特に斜め上からの景色は何とも素晴らしく、窄まった口縁部と注ぎ口の細工、

そして何より内側のカーブに合わせた釉調の変化が誠に面白い作品です。

今回は枇杷の美しい井戸と鶏龍山を思わせる侘びた絵刷毛目をご紹介します。

 

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釉薬と胎土の伸縮率の違いによって貫入が生まれますが、

そろばん珠造形でより変化が生まれています。

 

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仕上げの釉薬の流れるような掛かり方と細かな貫入が本当に見事です。

柔らかな枇杷色も美しく、それでいて華やかさよりは枯れた味があり取り合わせやすいです。

 

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僕の大好きな角度からの写真です。

そろばん壷としての美しさ+井戸としての釉薬の美しさ+片口としての味わいの相乗効果が最高です。

 

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こちらは絵刷毛目の注壷です。

大胆な筆使いの唐草文様は良い意味で稚拙にしてあり、無邪気差の中に侘び心を忍ばせます。

 

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細かな稲わらを束ねて刷毛にして白化粧を施してあり、

これによってムラがあり薄手で勢いのある化粧掛けが可能になっています。

 

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こちらも上から覗くと素晴らしい景色です。

内側のみグレーの釉薬を施しており、お酒に何かを投影するのもまた粋ですね。

 

森本良信先生の新作注壷シリーズ如何でしたでしょうか。

壷としての美と器としての景色が見事に融合しています。

なんと小壺として花を活けても使えるようにも設計されているそうです。

森本良信先生の刷毛目や井戸の盃湯呑等も入荷していますので、

また随時このブログでご紹介できればと思っています。

 

(森本良信/井戸注壷   size:径12.2cm×径11.0cm×高さ8.9cm  price:¥21,000)
(森本良信/絵刷毛目注壷  size:径13.0cm×径11.5cm×高さ9.0cm  price:¥21,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
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(森本良信/井戸注壷    size:径12.2cm×径11.0cm×高さ8.9cm  price:売約済

(森本良信/絵刷毛目注壷  size:径13.0cm×径11.5cm×高さ9.0cm  price:売約済

(※造形上注ぐ際にお酒が垂れやすくなっています、拭き取ったり器に馴染ませるなどしてお使い下さい)

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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森本良信先生の角皿

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

先日、お客様より嬉しいメールを頂戴しました。
お買い上げ頂いた森本良信先生の角皿を早速ご使用頂き楽しんで頂けたそうです。
大きすぎず小さすぎずの程良いサイズの皿で、色々なお料理を盛り付けてみたくなる作品だと思います。
最近は食器に拘るお客様がだんだんと増えてきているように感じております。
その風潮を感じながら現代作家さん達は趣向を凝らしながら食器造りに力を注がれています。
備前の食器は以前は重量感があってどっしりとした土ものらしい食器が主流でしたが、
時代と共に比較的軽く、収納性にも優れているといった使い勝手の良さが求められてきているように思います。
もちろんそこに備前らしい土味の良さや焼きの魅力が備わっているものでなければなりません。
森本先生は井戸や粉引など薄造りの作品も出掛けてこられ、そこで培われた技術を生かした、
繊細さと作者の持ち味である土味と重厚な胡麻景色を備えた、備前の食器の理想的な作品を発表して下さいました。
今後も時代と共に変化してゆく備前の食器をリアルタイムでご紹介していければと思います。

先日、お客様より嬉しいメールを頂戴しました。

お買い上げ頂いた森本良信先生の角皿を早速ご使用頂き楽しんで頂けたそうです。

大きすぎず小さすぎずの程良いサイズの皿で、色々なお料理を盛り付けてみたくなる作品だと思います。

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最近は食器に拘るお客様がだんだんと増えてきているように感じております。

その風潮を感じながら現代作家さん達は趣向を凝らしながら食器造りに力を注がれています。

備前の食器は以前は重量感があってどっしりとした土ものらしい食器が主流でしたが、

時代と共に軽く収納性にも優れるといった使い勝手の良さが求められてきているように思います。

もちろんそこに備前らしい土味の良さや焼きの魅力が備わっているものでなければなりません。

森本先生は井戸や粉引など薄造りの作品も出掛けてこられ、そこで培われた技術を生かした、

繊細さと作者の持ち味である土味と重厚な胡麻景色を備えた、

備前の良さを凝縮した食器の理想とも言うべき作品を発表して下さいました。

今後も時代と共に変化してゆく備前の食器をリアルタイムでご紹介していければと思います。

森本良信先生の井戸盃

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庭の桜が少しずつ開花し始めました。
もうすっかり春ですね。
写真は森本良信先生の井戸盃です。
ご愛用のお客様が持って来て下さったのを撮影させて頂きました。
お買い上げに頂いてから約半年ほど経過しましたが、
最初の頃に比べると色調に一段と深みが増しています。
日頃、お客様はこの盃で煎茶を楽しんでおられるそうです。
使い味が出て一層良い雰囲気となっています。
森本先生にもご覧頂きましたら大変驚き、感嘆されておられました。

庭の桜が少しずつ開花し始めました。

もうすっかり春ですね。

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写真は森本良信先生の井戸盃です。

ご愛用のお客様が持って来て下さったのを撮影させて頂きました。

お買い上げに頂いてから約半年ほど経過しましたが、

最初の頃に比べると色調に一段と深みが増しています。

日頃、お客様はこの盃で煎茶を楽しんでおられるそうです。

使い味が出て一層良い雰囲気となっています。

森本先生にもご覧頂きましたら大変驚き、感嘆されておられました。

 

森本良信 擂鉢

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「土味が生きとる」「土味が死んどる」などと備前ではよく耳にする言葉ですが、
見た目の土肌の風合いから土の生命力のようなものを感じる事が出来る作品が備前には沢山あります。
土に拘る、焼きに拘る、形に拘る。
作家によって目指すものは様々ですし、様々なアプローチで私達を感動させてくれます。
そんな中でも、やはり備前には他にない土の限りない魅力がありますので、
土味の生き生きとした作品に出合うと嬉しくなるものです。

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こちらは森本良信先生の擂鉢です。
幾年もの時間を経過してきた樹木の肌のような枯れた風合いを感じさせるのですが、
土は生命力に溢れています。
作家の手により土が生かされていることに嬉しくなります。

 

森本良信先生の織部作品が入荷しました。

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この度、森本良信先生が新たに窯出しをされ、前々から制作をお願いしておりました織部作品が入荷いたしました。
画像のような織部酒呑と織部小皿が焼き上がりました。
夏にピッタリの涼しげな深緑色の色合いとなっております。

画像以外にも作品がいくつかございますので、ご希望の場合はご連絡頂けましたら詳細画像をお送りさせて頂きます。

織部酒呑
12,000円(共箱)
径7.7cm×7.6cm×高さ6.5cm

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織部小皿
5,000円(紙箱)
径17.5cm×17.3cm×高さ3.1cm

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Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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