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中村六郎先生の極上の酒器が入荷しました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今週中頃には西日本地方でも初雪を観測し、

いよいよ本格的な冬到来となってまいりました。

皆様もくれぐれも体調管理などお気を付け下さいませ。


しかし、備前焼で言えば冬はシーズン真っ盛りでございます。

作風で言えば全体的に温かみのある色合いは見ているだけで心が落ち着きます。

また、使用感の面でもじっくりと焼き締められた備前焼は高い保温性で熱が逃げにくく、

備前の湯呑みで頂く温かいお茶は冬の楽しみの一つでございます。


そして何より作家さんからしても薪がしっかりと乾燥しており、

更に気温の低さは灼熱の作業となる窯焚きがしやすいので効率的だそうです。

当店でもまずは金重多門先生を皮切りに沢山の方の窯出しが近づいております。

HPとブログ上でも随時新作をご紹介できるよう企画しておりますので是非お楽しみに。


さて、本日は素晴らしい中村六郎先生の酒器をご紹介致します。

六郎先生が亡くなられる少し前、最晩年期に制作された逸品で、

土がうねるような力強い轆轤目が遺された造形となっており、

力強さの中に六郎先生らしい色気を忍ばせた力作でございます。


両方共一度水につけてみました所、窯変の方は緋色が一段と濃くなり、

まるで土の中に隠れていた色素が一気に表に出てくるかのようでした。

緋襷の方は濡れることで濃厚な緋色の艶がより増し、

柔らかでしっとりとした肌合いも手伝っていつまでも撫でていたくなります。


箱の状態や筋のように立った轆轤目、大きさなどの作風の特徴を見ても、

亡くなられる少し前の作品に間違いございませんが、

漲るようなパワーを感じる作風は本当に大正生まれなのかと疑ってしまいます。

寒い日にはこの二つで美味しい熱燗を頂きたくなりますね。

 

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六郎先生の酒呑は晩年にかけてサイズが大きくなりますが、本作はどちらも8cm前後とかなり大きいです。

 

備前酒呑(窯変)
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窯変の要である黒銀の灰被りと緋色のバランスが秀逸で、双方の魅力がしっかりと両立されています。

 

緋襷酒呑

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こちらの緋襷も実に味わいがよく、土の良さが伝わってきます。

 

(中村六郎/備前酒呑・緋襷酒呑セット 共箱)  price:  売約済

窯変 size:径7.8cm×径7.8cm×高さ5.4cm

緋襷 size:径8.0cm×径8.0cm×高さ5.5cm


作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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藤田哲英先生の作品が入荷しました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は新進気鋭の若手作家、藤田哲英先生の作品をご紹介したいと思います。

ちょうど先日、お客様と藤田先生の工房へお伺いする機会があり、

その際に別冊炎芸術の備前特集号掲載の象嵌花器と、

山陽新聞社発行の備前焼作家・窯元名鑑掲載の象嵌水盤を頂いてきました。


藤田先生は2007年の倉敷芸術科学大学の大学院修了後に独立され、

牛窓に登り窯を築かれ線象嵌の作品などを中心に発表されている注目の若手作家です。

今回の作品二点も特徴的な線象嵌により加飾されており、

備前焼の素朴な肌合いの中に幾何学的な象嵌が合わさってとてもお洒落です。

いつもの見慣れた備前の肌が何か別のモノへと変貌したかのように、

新しい備前焼のカタチとしてとても新鮮で瑞々しく映ります。

また、どちらもかなり大型の作品ですが、とても丁寧に造り込まれており、

美しく整った土肌はただそれだけで美しいと感じさせてくれます。

 

備前線象嵌花器

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登り窯らしい炭桟切り模様が、象嵌の幾何学的な模様と合わさり、

静と動のような対比となって見慣れた桟切りがとても斬新に感じます。 ※こちらの作品は売約済です。

 

緋色線象嵌水盤

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こちらも見慣れた備前焼の肌が白と黒の象嵌で、全く新しい表情を見せています。

非常に大型の水盤ですが、緻密に織り込まれた象嵌の肌自体に見応えがあり、

そのまま飾っても楽しめます。


(藤田哲英/緋色線象嵌水盤 共箱) 

size:径約50cm×径約50cm×高さ約9cm price: ¥216,000


作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

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本日の更新は金重陶陽先生に師事し、最期の弟子としてその技術と志を受け継いだ、

和仁栄幸先生の正興時代の備前ひだすき四方筒花入です。

昭和62年2月までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。

叩き伸ばして作った一枚の板を四方型のものに巻き付けながら制作したもので

四方型ながらも手づくりの柔らかさや温かみのある造形が持ち味となっています。

流石陶陽先生・素山先生の両氏より厳しい指導を受けた和仁先生らしく、

素朴で温かな味わいの緋襷は、緋襷の発色も土味も抜群の色合いとなっています。

師の教えである「作り手の心が美しくなければ美しいものは生まれない」との言葉を胸に、

今もまだ晴耕雨読の生活を続ける和仁先生らしい見ていて心安らぐ逸品です。

シンプルな筒型で花を活けやすく、場所も取りませんので、

お手軽に生活の中に備前の花器を取り入れられます。

 

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(和仁正興/備前ひだすき四方筒花入 共箱) 

size:径6.8cm×径6.6cm×高さ29.5cm price: 売約済


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【更新】 2/16 山本陶秀 備前湯呑

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いつも川口陶楽苑をお引き立て頂き誠にありがとうございます。

大変申し訳ございませんが諸事情により暫くの間、

毎晩20時のHP更新をこちらのブログにて発表させて頂きます。

いつもHP更新を楽しみにお待ち頂いております皆様には、

ご不便をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんがどうぞ宜しくお願いします。

記事が更新されない場合はブラウザのリロードボタンで更新をお願い致します。


神業と呼ばれた他の追随を許さない素晴らしい技を持ち、
名品を数多く作り上げた人間国宝 山本陶秀先生の備前湯呑です。
卓越した轆轤技術によって成形された湯呑を徹底した温度管理で焼き上げ、
薄く靭やかでいて堂々とした風格のある造形に仕上げられています。
特に口縁部は人間が陶土をここまで薄く出来るのかと驚かずにはいられない薄さです
(山本陶秀/備前湯呑 共箱) 
size:径8.0cm×径8.0cm×高さ8.3cm price:¥70,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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本日の更新は神業と呼ばれた他の追随を許さない素晴らしい技を持ち、

名品を数多く作り上げた人間国宝 山本陶秀先生の備前湯呑です。

卓越した轆轤技術によって成形された湯呑を徹底した温度管理で焼き上げ、

薄く靭やかでいて堂々とした風格のある造形に仕上げられています。

特に口縁部は人間が陶土をここまで薄く出来るのかと驚かされます。

緋襷の出し方も太く鮮やかな線と、掠れて消えそうな細い線とが対比を成しており、

緋襷の華やかさの中に消え入りそうな儚さを忍ばせた侘び景色としています。

その儚さが湯呑の繊細な造形とも相性抜群で、陶秀先生独特のセンスを感じさせます。

均等な厚みの高台削りや真円に近い胴の作りなど陶秀先生の職人技を感じます。

 

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(山本陶秀/備前湯呑 共箱) 

size:径8.0cm×径8.0cm×高さ8.3cm price:¥70,000


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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

少し日が長くなったような気も致しますが、まだまだ寒い日が続きますね。

さて、本日は名工 金重素山先生の極上の酒器二点をご紹介致します。

有り難い事にこちらの作品は店頭で即売約となってしまいましたが、

どちらも稀少で味わい深い窯変が出ておりますので是非ご覧頂ければと思います。

 

①カセ窯変酒呑

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一点目はカセ窯変の酒呑です。

片面は灰が隆起した激しい灰被り窯変、もう片面は柔らかな榎肌のカセ胡麻が出ています。

 

②窯変盃

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二点目は灰被り窯変の盃です。

片身は青鼠色の通称"ナマコ肌"が、もう反面は緋色と炭化紫銀の灰被りによる通称"マグマ窯変"が出ています。

 

金重素山先生の極上窯変の片身替わりは如何でしたでしょうか。

今回の作品のように窯の中の数センチ刻みの微妙な場所の違いによって、

温度や焼成条件に違いが生まれ、丁度国境線のように窯変が分割される事があります。

片面は焼成時に発生する熾に埋もれて灰被りとなる一方で、

剥き出しとなったもう片面は火の具合や壁や桟の配置で全く違う表情を見せる。


本来の「片身替わり」とは着物の仕立てや施釉陶での釉薬の掛け違いを言うものですが、

備前にもまた火の神や窯の神による仕立て違いの片身替わりが存在します。

無釉焼き締めによる曖昧な境界が二つの景色の間を取り持つことによって、

景色の激しい切り替わりがあっても自然体で存在することが出来ております。

施釉陶も手掛けられた金重素山先生ならではの備前の魅力の引き出し方ではないでしょうか。


本日5日の夜20時のHP更新では同じく金重素山先生の緋襷盃をご紹介したいと思います。

昭和50年頃に手掛けられた緋襷酒盃で、その頃の特徴として焼きの強い緋襷となっています。

金重 愫先生曰く「素山は孫の代でも使いきれんほど土を集めておったんじゃ」とのことで、

素山先生自ら厳選した良土を使用した、電気窯による桃山調の緋襷作品となっています。

 

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
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高力芳照先生の新作緋襷酒器が入荷しました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今回の酒器にも瑞々しくソフトな感触の土味に濃淡の階調豊かな火襷が現れており取り分け美しいです。
そしていくつかの作品の中から選ぶ決め手となった1番のポイントは「大らかさ」です。
高力先生にしかない魅力的な大らかな作行きが良く出た作品に仕上がっています。
大らかさの中にも愛らしく人懐こいような雰囲気があり、作者の豊かな人間性を物語っています。
師である素山先生に学ぶ間に技術だけではない様々なことを学んだ経験が生きているのだと思います。
酒を呑む時に肩肘はらずゆったりと語りかけてくれる、そんな徳利と酒呑です。

先日、高力芳照先生の電気窯の窯出しがありました。

一時期電気窯が不調のようでしたが、修理の結果また第一線に復帰されたそうです。

今回ご紹介するのはいくつかあった酒器の中から選出したおすすめの徳利と酒呑です。

薪を併用して焼成する高力先生らしいとても柔らかな質感が魅力の作品となっています。

 

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緋襷の発色の良さ、景色のバランス、魅力的な形を考慮して組み合わせました。

 

師である金重素山先生より受け継いだ緋襷の焼成に注力する高力先生だけあり、

拘りの電気窯焼成による優美な緋襷には目を見張るものがあります。

今回の酒器にも瑞々しくソフトな感触の土肌に、面と線の二つの観点で楽しめる緋襷が合わさり見事です。

そしていくつかの作品の中から選ぶ決め手となった1番のポイントは「大らかさ」です。

逆三角形の頼もしいような立ち姿は、高力先生にしかない大らかで伸びやかな作風によるものです。

それでいて大袈裟ではなく柔和な雰囲気があり、穏やかで優しい高力先生そのものです。

師である素山先生に学ぶ間に、技術だけではない様々なことを学んだ経験が生きているのだと思います。

酒を呑む時に肩肘はらずゆったりと語りかけてくれる、そんな徳利と酒呑です。

 

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腰回りは藁を横に巻きつける面の緋襷が、肩へは伸びやかに掛かる線の緋襷が楽しめます。

 

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使い込むことで備前特有の細かな凹凸が摩耗しよりすべすべとした肌合いに変わるでしょう。

 

(高力芳照/備前緋襷徳利・酒呑 共箱製作中)

徳利 size:径9.0cm×径8.9cm×高さ12.7cm  price: 売約済


酒呑 size:径7.5cm×径7.3cm×高さ4.9cm   price: 売約済


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金重潤平先生の新作が入荷しました2~2015年夏~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は前回の記事に引き続き、窯出しされたばかりの金重潤平先生の新作をご紹介したいと思います。

今回は二種類の緋襷による素敵な酒器をご紹介したいと思います。


こちらの緋襷酒器はそれぞれ酒呑は電気窯、徳利は登り窯で焼かれています。

緋襷の発色の良さは共通していますが、下地の部分の色合いにかなり差があります。

酒呑の方は電気窯らしいスッキリとしたもぐさ色で緋襷もやや冴えた色合いになっています。

徳利の方はこんがりとした下地で、緋襷にも飴色の照りが出ています。


無釉の備前陶の中でも自然釉すら避けて、素肌一つで勝負する緋襷は土の良さが結果に直結します。

祖父である金重陶陽先生も緋襷には特別な土を使われていたそうです。

今回タイミング良く二種類の緋襷を見比べることが出来て、潤平先生の土の良さを改めて強く感じました。

緋襷の冴え、肌の質感、土肌の味わいのどれもが高水準な酒器です。

香り立つように風情ある緋襷が芳しいお酒の香りをより引き立ててくれると確信します。

 

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抜群の赤の冴えは土の良さからくるものであり、見事という他ありません。

 

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ベースの土味を見比べることで緋襷焼成の奥深さを感じます。

 

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徳利は真っ直ぐで太い胴が特徴となり、古備前の阿古陀徳利のような雰囲気があります。

 

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緋襷の見せ方を細かく部位ごとに変えており、、考え込まれた緋襷は古備前のように圧倒的な存在感があります。

 

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酒呑の見込みは口縁部にぐるりと緋襷が、底には土見せのような白土がきています。

 

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スッキリとした白土の味わいは電気窯特有のものです。

 

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濡れた唇のような独特の色気があり、酒に濡れるとどのように変化するか楽しみです。


(金重潤平/緋襷酒器各種 共箱)
緋襷徳利 size:径9.1cm×径9.2cm×高さ15.4cm  price:¥40,000
緋襷酒呑 size:径7.2cm×径7.1cm×高さ5.8cm   price:¥17,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
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(金重潤平/緋襷酒器各種 共箱)

緋襷徳利 size:径9.1cm×径9.2cm×高さ15.4cm  price: 売約済

 

緋襷酒呑 size:径7.2cm×径7.1cm×高さ5.8cm   price: 売約済


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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

川口陶楽苑のFacebookページでもお知らせさせて頂きましたが、

先日、金重 愫先生の窯出しにお邪魔して、個展出品作を含む最新作を分けて頂きました。

県外での個展が数年先まで埋まっている状況で、なんとか分けて頂いた作品で、

点数は少ないですがどれも極上の逸品となっています。


さて、本日は備前一の酒豪と噂されておりました先生ご自身も、

常日頃から愛用されているというビール呑をご紹介したいと思います。

「三年ほど使用したところですが、中が不思議な色合いになりましてな」と仰られていたので、

お願いして拝見させて頂いた所、かなり育って見たことも無い色合いになっていました。

 

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この内側の飴色の肌は今までに見たことがありません。

 

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約三年程使用された状態なのだそうです。

 

備前焼は無釉焼き締めですので土と肌とが直に触れ合います。

ビールを飲むだけであれば冷えたガラスコップでも十分に適いますが、

濡れては肌が艶を増し、土肌や小石が肌を慰めてくれる。

味覚嗅覚だけではなく、五感の全てを満たして愉悦を誘うのであれば、

備前のビール呑ほど理に適っているものはないと感じます。

本日、午後八時からは川口陶楽苑のHPにて、

金重 愫先生の新作ビール呑を6点ご紹介させて頂きます。

是非ご覧くださいますようお願い致します。

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

曽我 尭先生の新作酒呑特集は大変なご好評を頂き、誠にありがとうございました。

今回の記事では同時期に入荷しております徳利をご紹介したいと思います。

こちらも曽我先生の渾身の土味が冴え渡る逸品となっています。


まず一本目は曽我先生が恋焦がれる古備前の焼味をそっくり再現した作品です。

現代の作品中でも灰被り窯変の上がりには、赤と黒の強いコントラストが表現されていますが、

この徳利に宿った赤と黒の景色はまさに古備前調のものとなり、

マットな肌合い、カセたような胡麻、暗く落ち着いた緋色と、とても個性的な味わいがあります。

土肌から滲み出してくるような趣があり、室町期の飾らない美しさを持った古備前を思わせます。

 

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あまり作為的ではなく、あくまでも「用」の延長線上で生まれた緋色は、野趣溢れる備前の真骨頂です。

 

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「ただあるがままを焼いたらこうなった」と言わんばかりのぶっきらぼうさが雄渾な雰囲気を漂わせます。

 

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最新作ですがすでに使い倒されくたびれ果てたような、独特の枯れた雰囲気があります。

 

もう一点は曽我先生の窯の特異性を体現するかのような作品です。

窯自体の構造が現代の常識とはかけ離れて作られており、

宛ら窯自体が一つの陶器であるかの如く土壁を組んだものとなっています。

その為、窯焚きを繰り返せば繰り返すほどに窯が「陶器」と同じく焼けてきており、

前回の窯で少しだけ金彩掛かった作品が採れたかと思えば、

今回の窯では強烈に金彩の掛かった作品がたくさん採れたそうです。

(※金彩  素地に光沢が発生し、まるで金や銀で出来ているかのように輝く部位のこと)

その中の一本をご紹介させて頂きたいと思います。

 

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全体的に金彩が出ており、濡れたように光る緋襷が掛かっています。

 

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黒の部分はあまり光沢がなく暗めの小豆色と相まってメタリックな雰囲気があります。

 

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古備前調の味わいともまた違う、曽我先生独特の強烈な景色が出ています。

 

(曽我 尭/新作徳利各種)
備前徳利 size:径8.6cm×径8.6cm×高さ12.8cm price:\50,000
緋襷徳利 size:径8.4cm×径8.3cm×高さ12.8cm price:\30,000
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(曽我 尭/新作徳利各種)

備前徳利 size:径8.6cm×径8.6cm×高さ12.8cm price:売約済

 

緋襷徳利 size:径8.4cm×径8.3cm×高さ12.8cm price:売約済


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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

GWはお陰様で大盛況となり、誠に有難うございました。

遠方からたくさんのお客様にお越し頂き、そのどれもが素晴らしい再会となりました。


GW期間中に川口陶楽苑にご来店に頂きましたお客様には、

多久工房さんのパンをアイスコーヒーとともにお出しさせて頂きましたが、

お召し上がり頂きましたお客様からは大変なご好評となり、

やきものであれパンであれ、真摯なものづくりは、

まるで共鳴するように連鎖していくのだと痛感致しました。

我々もまた何かを伝えられるように頑張らねば、と気持ちを一新致しました。


さて、本日はそんな多久周作先生の素敵な緋襷茶碗をご紹介したいと思います。

前回の記事では華やかな緋襷と枯れた緋襷をご紹介させて頂きましたが、

今回は鉄分豊富な土を使用したとても枯れた味わいの茶碗です。

「口をつけたくなる、触れてみたくなる、そんな緋襷を作りたい」という周作先生のコンセプト通り、

枯れ果てた大地の中から沸き上がってくる緋襷の力強さに、思わず触れてみたくなる作品です。

 

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楽のフォルムを参考に、静かで趣きのある造形に仕上げられています。

 

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腰回りには細かく削りを入れ「動き・面・鋭さ」を演出し、相対的に碗自体の柔らかさや静けさを引き立てています。

 

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備前土の良さである重厚感を感じられる程良い手取りの重さがあります。

 

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見た目だけでなく、質感や手取りからも備前土と緋襷の良さを伝えたいと作陶されているそうです。


size:径9.1cm×径9.1cm×高さ13.7cm price:売約済

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(多久周作/備前緋襷茶碗 共箱付)

size:径12.9cm×径12.7cm×高さ7.2cm price:¥30,000


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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は久しぶりの新作入荷となりました多久周作先生の酒呑をご紹介させて頂きます。

今回は新作ですが父である多久 守先生の窯で共同焼成したものです。

建部町にある多久 守先生の窯では、共同で焼成する際にも厳しいルールがあり、

今後の発展に寄与する物のみを選定して窯に入れられたそうです。

いつもながらにお二人の作陶に対する真面目さと甘えの無さに驚かされました。


さて、そのような条件下で周作先生に選ばれた優品を頂くこととなり、

一目見て前回の作陶展からの一年間、大変な修練を積み重ねられたのだと感じました。

大変なハンディのある中での作陶となりながらも造形は前回よりもさらに密度を増しており、

むしろ以前よりも感覚や技術が研ぎ澄まされていったのではないかと思いました。


また、緋襷というテーマを決めて取り組まれた焼成も大成功され、

今回のブログタイトル通りの見事な緋襷の華が満開となっています。

今回のテーマとはズバリ、「土→周作→人」の周作の癖や匂いや痕跡を消して、

ダイレクトに「土→人」を楽しんでもらえるように緋襷を昇華させることだそうです。

備前の花形である胡麻や灰が掛からず、言葉通りに誤魔化しの効かない緋襷を、

更に自分の手を経て加えられる装飾や作為すらも取り払うという冒険を今回されたそうです。


その努力が結実し、今回の緋襷はどれもが見事な上がりになっています。

清潔感のある美しい砂浜のような白地のもの、

真っ赤に冴えて浮かび上がってくるように見える緋襷のもの、

古備前調の塗り土の肌に渋い緋襷が掛かり大地の香りが漂ってきそうなもの。

数カ月前にお会いした際に、周作先生は一言「緋襷を頑張りたい」と仰られていましたが、

どの作品を見ても見事に至りやり遂げたのだと確信する出来栄えです。

勉強熱心で真面目な周作先生の今後の更なる発展が楽しみとなって参ります。


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左は見事に冴えた緋襷が出ており、浮かび上がるかのようです。

 

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右のものは塗り土を施しており、古備前調の土肌となっています。

 

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紐作りでゆっくりと立ち上げられており、独特のバランスが心地よいです。

 

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周作先生の真面目さや熱意が高台には大変良い影響を与えています。

よく作りこまれていながら動きを失わず、まさに職人らしさのある洗練された高台です。


(多久周作/備前緋襷酒呑 共箱製作中)
写真左 size:径7.1cm×径7.0cm×高さ4.6cm price:¥5,000
写真右 size:径7.0cm×径6.8cm×高さ5.3cm price:¥5,000

(多久周作/備前緋襷酒呑 共箱製作中)

写真左 size:径7.1cm×径7.0cm×高さ4.6cm price: 売約済

 

写真右 size:径7.0cm×径6.8cm×高さ5.3cm price: 売約済

 

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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馬場隆志先生の窯出しがありました2~2015年春~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日も引き続き馬場隆志先生の新作をご紹介したいと思います。

馬場作品の中でも大変な人気のある洋酒器を三種ご紹介させて頂きます。

それぞれに特徴のある焼きが出ており、洒落た造形の魅力を最大限に引き出しています。


まずは黒備前洋酒器をご紹介させて頂きます。

今回は馬場先生も大変満足行く窯出しだったようで、

お電話で様子を伺った際にも開口一番に「とても良い上がりになりました」と仰られていました。

その中でも大量の胡麻の恩恵を一番受けた作品の一つがこの黒備前タイプの洋酒器ではないでしょうか。

設置した際の前面にはまるで古備前の名品のような見事な玉垂れが出ています。

 

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逆巻く炎、手形、雨だれ。見え方は人それぞれですが圧倒的な量の黄胡麻がとても迫力があります。

 

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裏面の黒も艷やかで素敵です。脚部はこれだけの熱量を受けても曲がらないように計算されています。

 

 

次は馬場先生オリジナルの焼き上がりとなる窯変緋襷のタイプです。

こちらも焼成の成功によって鮮やかな緋襷の発色と激しい灰被りが両立されています。

くっきりと灰被り部分と緋襷部分が入れ替わっており、

口当たりの良さと焼きの激しさが同時に楽しめるようになっております。

 

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鋭いカットの入った土肌はよく焼けて、光沢が発生しまるで鉱石をカットしたかのようです。

 

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窯変部分と緋襷部分にきっちりと境界が引かれておりメリハリの有る景色が楽しめます。

 

 

最後に今回初めて拝見した緋襷のみの焼き上がりの洋酒器です。

直接的な窯焼成の影響はないですが、とてもよく焼き締まって薄っすらと光沢が発生しています。

更に肌のカットが光の反射を複雑化し、胡麻が掛からないながらも炎の存在を感じさせます。

 

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初めて見るタイプの洋酒器で、ワインの色が白肌に映えそうです。

 

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柔和な印象の多い緋襷作品ですが、本作はかなり硬質な緋襷という印象を受けます。


 

(馬場隆志/洋酒器各種)
黒備前左 size:径8.9cm×径8.8cm×高さ13.3cm price:¥10,000
黒備前右 size:径9.1cm×径9.0cm×高さ13.2cm price:¥10,000
窯変緋襷左 size:径9.1cm×径9.0cm×高さ13.7cm price:¥10,000
窯変緋襷右 size:径8.7cm×径8.8cm×高さ13.0cm price:¥10,000
緋襷左 size:径8.5cm×径8.5cm×高さ13.0cm price:¥9,000
緋襷右 size:径8.9cm×径8.8cm×高さ13.5cm price:¥9,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
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(馬場隆志/洋酒器各種)

黒備前左 size:径8.9cm×径8.8cm×高さ13.3cm price:売約済

 

黒備前右 size:径9.1cm×径9.0cm×高さ13.2cm price:売約済

 

窯変緋襷左 size:径9.1cm×径9.0cm×高さ13.7cm price:¥10,000

 

窯変緋襷右 size:径8.7cm×径8.8cm×高さ13.0cm price:¥10,000

 

緋襷左 size:径8.5cm×径8.5cm×高さ13.0cm price:売約済

 

緋襷右 size:径8.9cm×径8.8cm×高さ13.5cm price:売約済

 

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大岩智之先生の新作が入荷しました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は隠崎隆一先生の工房にて約9年間その陶技を学び、

昨年末に釉薬の窯を焚いて独立された大岩智之先生の新作をご紹介します。

デビューから大変クォリティの高い釉薬の作品を見せて頂きましたが、

現在本格的な備前焼成に向けての準備も進めておられます。


今回の作品は雪のような白釉と、黒い水晶のような黒釉による柔らかい釉調と、

箆削りによる面取りの鋭いエッジが交錯した鋭さと軽やかさが同居した作品です。

一目見て心擽られる洒落た作品で、大岩先生のセンスの良さが感じられます。


師匠である隠崎隆一先生の素晴らしい新作も入荷しておりますので、

また後日ブログにてご紹介させて頂きます。

 

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柔らかな釉薬の丸みの中に、胎土のエッジが映えています。

 

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黒の胎土にやわらかな新雪のような白釉が素敵です。

 

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白釉×黒土のモノトーンがとてもお洒落です。

 

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白釉に緋襷の胎土が合わさった作品です。

 

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緋襷の柔らかなオレンジ色がとても良く映えます。

 

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黒釉の釉薬が厚い部分は濃緑色の窯変になっています。

 

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マットな黒の胎土がとてもお洒落です。

 

大岩智之先生の略歴

昭和52年 兵庫県神戸市に生まれる

平成16年 備前陶芸センター修了

平成17年 隠崎隆一先生に師事

平成26年 独立

 

(大岩智之/酒呑各種)
左 白釉酒呑 size:径6.2cm×径5.5cm×高さ6.8cm price:¥5,000
中 白釉酒呑 size:径6.3cm×径5.3cm×高さ6.6cm price:¥5,000
右 黒釉酒呑 size:径5.8cm×径5.5cm×高さ6.0cm price:¥5,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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(大岩智之/酒呑各種 紙箱)

左 白釉酒呑 size:径6.2cm×径5.5cm×高さ6.8cm price: 売約済


中 白釉酒呑 size:径6.3cm×径5.3cm×高さ6.6cm price: 売約済


右 黒釉酒呑 size:径5.8cm×径5.5cm×高さ6.0cm price: 売約済


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森本良信先生の新作が入荷しました3~2014年秋冬~

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は森本良信先生の新作特集第三弾として、六角酒盃をご紹介したいと思います。

六角酒盃は元来は黄瀬戸や瀬戸椿手などで制作された格式高い酒盃ですが、

これを備前で取り組むという事で森本先生らしいアレンジが加えられています。


本来の六角酒盃は型成形ですが、備前に合わせてあまりカッチリと堅くなり過ぎないように、

轆轤成形後に変形させてやることで全体のフォルムに柔らかな丸みを加味しています。

これにより品格のある六角造形に枯れた風情、朽ちゆき揺らぐ美しさが加わり、

ヴィンテージデニムのような独特の雰囲気を纏うに至っています。

 

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六角なので面の美しさを味わう楽しみもあります。

伊部の方は垂れた黄胡麻が何とも言えない良い景色です。

 

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緋襷の方の面がこれまた渋く、やや荒れた肌に緋襷の煮えや鉄分の滲みがたまりませんね。

 

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森本先生は上から見た時の柔らかさに注目されており、堅くなり過ぎないように工夫されています。

 

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緋襷の方も心地良いブレが生まれ、肌の細かな凹凸と相まって何とも枯れています。

 

森本良信先生の新作六角酒盃は如何でしたでしょうか。

森本先生は品の良さ+枯れ朽ちた渋さ=ヴィンテージ感を出すのが抜群にうまい人だと思います。

侘び寂びと綺麗さが絶妙なバランスで交じり合い一つの色気となっていますので、

 時に曲線美が眩しい最新作のようにも、枯れた風情薫る何百年前の作品にも見えて不思議です。


(森本良信/六角酒盃)
左 伊部 size:径6.7cm×径6.3cm×高さ5.0cm price:¥15,000)
右 緋襷 size:径7.5cm×径6.8cm×高さ4.8cm price:¥15,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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(森本良信/六角酒盃)

左 伊部 size:径6.7cm×径6.3cm×高さ5.0cm price:売約済

右 緋襷 size:径7.5cm×径6.8cm×高さ4.8cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。


Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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伊勢崎 創先生の酒呑が入荷しました

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は先日入荷しました伊勢崎 創先生の酒呑のご紹介です。
制作時に一番意識されているという丁寧さが良く表れている、
口造り、高台とかっちりと造り込まれている端正な造形が印象的です。
登り窯による焼成ですが、他の作品の影になって焼かれ、
穴窯風の胡麻と緋襷が一緒に出た焼き上がりとなっています。
見込みにはさり気なくボタを施しておられ、使用時は水面に映る月のような
風流な景色を楽しませてくれそうです。

本日は先日入荷しました伊勢崎 創先生の酒呑のご紹介です。

制作時に一番意識されているという丁寧さが良く表れており、

口造りや高台がしっかりと造り込まれている端正な造形が印象的です。

登り窯による焼成ですが、他の作品の影になって焼かれ、

穴窯風の胡麻と緋襷が一緒に出た明るい焼き上がりとなっています。

見込みにはさり気なく牡丹餅を施しておられ、

使用時は水面に映る月のような風流な景色を楽しませてくれそうです。


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明るい赤茶色の土味に細かい胡麻が伊勢崎一門らしいです。

 

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暈しのように濃い緋襷が土味から浮かび上がってきています。

 

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父である満先生を彷彿とさせる背の高い端正な高台です。


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写真左は白抜けに鮮やかな緋襷が差し込んでいます。

 

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写真右はほんのりとピンクに色付いた抜けが配されています。

 

(写真左  size:径6.5cm×径6.5cm×高さ5.9cm price:売約済

(写真右  size:径6.7cm×径6.7cm×高さ6.0cm price:売約済

作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。

 

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220

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伊勢崎 創先生の工房へお邪魔しました。

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

本日は大阪からお越しのお客様が創先生のお宅へお邪魔したいということでご案内してきました。
満先生の跡を継がれ伊部の歴史ある茅葺き屋根の工房で作陶されている創先生。
作品や登り窯を拝見させて頂き、丁寧に窯焚きや土についてご説明下さりました。
満先生より受け継がれた登り窯は現代では比較的大きめの窯で、2週間ほどじっくりと焚かれるそうです。
登り窯焼成による、しっとりと艶やかな緋襷作品は定評があります。
そんな美しい緋襷を宿した酒器や食器を当店も頂いてきました。
端正で清潔感に溢れた作品には創先生の誠実なお人柄そのものが現れているかのようです。
また創先生の作品は随時ご紹介させて頂きますのでご期待下さいませ。

本日は大阪からお越しのお客様が創先生のお宅へお邪魔したいということでご案内してきました。

満先生の跡を継がれ伊部の歴史ある茅葺き屋根の工房で作陶されている創先生。

作品や登り窯を拝見させて頂き、丁寧に窯焚きや土についてご説明下さりました。

満先生より受け継がれた登り窯は現代では比較的大きめの窯で、2週間ほどじっくりと焚かれるそうです。

登り窯焼成による、しっとりと艶やかな緋襷作品には定評があります。

そんな美しい緋襷を宿した酒器や食器を当店も頂いて参りました。

端正で清潔感に溢れた作品には創先生の誠実なお人柄そのものが現れているかのようです。

また創先生の作品は随時ご紹介させて頂きますのでご期待下さいませ。

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生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション5

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日からは中村六郎先生の徳利をご紹介していきたいと思います。

本日の第一弾は珍しい緋襷の瓢徳利です。

 

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下膨れの袋のような独特の造形は流石です。

濃い緋襷が全面に出ておりとても美しいです。

 

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裏面の緋襷はやや少なめになっておりメリハリがあります。

 

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六郎先生の瓢の特徴である糸巻きのようになった首。

首の石はぜと相まって極渋の景色です。

 

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灰を敷いてから制作されることで生まれるあばた高台も六郎先生の特徴の一つですね。

 

名人中村六郎先生の緋襷瓢徳利、如何でしたでしょうか。

さりげない立ち姿の中に何とも言えない色気がありますね。

どのパーツも何気ない作風でいて、何十年の間に磨きぬかれた技術によって成し得ています。

どれほど多くの時間を酒と陶芸に割いたのか。

果てしない道程を経て、「名人」というの言葉の中身を手に入れられたのですね。

生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション展3

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

お盆休みではたくさんのお客様にお話を伺うことが出来て素晴らしい時間を過ごせました。

酒器コレクターの方もブログ記事を見て早速駆けつけて下さりとても嬉しく思います。

本当にありがとうございます。


さて、今日は濃厚な窯変が二つ続いたのでさっぱりとした緋襷酒呑をご紹介したいと思います。

中村家の緋襷の特徴として太い藁の束を豪快に一周巻きつけたものがあります。

六郎先生の野趣溢れる造形に豪快な緋襷がとてもよく似合います。

 

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見どころが多く正面を迷います。色んな面から楽しんで頂けます。

 

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藁の束をギュッと巻きつける様子が浮かんできます。

中村六郎先生の作品は動きや景色がダイナミックでつい擬音ばかり使用してしまいます。

 

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吸い込まれそうな見込みです。

よく動いている特徴的な口縁はほぼ全て緋襷でコーティングされていて使いやすそうです。

 

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力強い高台には束巻き付けが本当に似合います。

この動き、表現するならやはり「ぎゅむっぎゅむっぎゅむっ」でしょうか。

鋭い削り口は見ていてスカッとします。

 

あっさり薄口を狙って書いた緋襷酒呑ですが、如何でしたでしょうか。

やはり記事に起こしてみると緋襷であってもかなり濃い口の作品であることが再確認できました。

女性的な優しい緋襷のイメージを覆す益荒男緋襷。

是非川口陶楽苑の店頭にてお楽しみ下さい。

高力先生の窯出しがありました5

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は高力先生の窯出し新作のご案内の最終回となります。

今回も緋襷の作品ですが、登り窯による美しい緋襷をご紹介したいと思います。

青みがかったグレーの肌に濃厚な緋襷が何とも美しいです。

電気窯による緋襷ではこんがりと肌が焼けていますが、

こちらは土の柔らかな香りがまだ残っているような印象を受けます。


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緋襷もしっとりと濃く、焼き付いたというよりも滲み出たような味わいになっています。

 

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正面と裏で緋襷の掛け方に違いが。緋襷の見せ方にこだわる高力先生らしいです。

 

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ゆったりとした造形は素山先生譲りです。

 

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右斜め上の緋襷の焦げによってちょっとカタつきがあります。

 

高力先生の特集は如何でしたでしょうか。

春の登り窯の秀作も公開させて頂く事ができて、

登り窯の焼きと緋襷、さらには電気と登り窯の緋襷の違いなど、

改めて記事にすることで様々な事に気が付きました。

今後山土と田土の比較なども出来ればと考えております。



(高力芳照/緋襷茶碗 size:径12.8cm×径12.6cm×高さ7.5cm  price:¥40,000)

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高力先生の窯出しがありました4

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皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日も高力先生の電気窯最新作をご紹介したいと思います。

前回ご紹介した緋襷水玉が逆転した白抜き水玉のピッチャーです。

 

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一面を埋め尽くす緋襷に可愛らしい雪玉のような抜けがあしらわれています。

 

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内側には白土に通常の緋襷が掛けられています。

改めて見てみてもやはり緋襷の発色がとても素晴らしいです。

 

今回はソースピッチャーなどに使えそうなサイズの大きめのピッチャーです。

食卓が大きな舞台とすればいわば脇役ですので、現在お持ちの素敵な食器はそのままに、

このピッチャーを加えて頂くことでいつもとはまた違った雰囲気が楽しめるのではないでしょうか。

お手軽に備前の食器を楽しめて、食卓をより賑やかにすることが出来ると思いますよ。

 

 

(高力芳照/緋襷水玉酒呑)
左     size:径7.2cm×径6.8cm×高さ5.2cm  price:¥10,000)
右     size:径6.8cm×径6.7cm×高さ5.3cm   price:売約済)
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(高力芳照/緋襷水玉片口)

左     size:口含む径8.5cm×径7.1cm×高さ7.4cm  price:売約済

右     size:口含む径8.3cm×径7.1cm×高さ7.9cm   price:売約済

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