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金重晃介 作 「備前茶碗」
(商品No. 4273)
150,000 円(税込)
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の備前茶碗です。1988年頃の陶歴書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。備前茶碗の中でもとりわけ人気の高い沓茶碗で、縦からも横からも大胆に歪ませており何とも剽げています。歪みたるものとしてまずは美しく正しい形を造る事を心がけており、見込みを覗き込むと感じられるゆったりとした包容力は丁寧な轆轤挽きの証です。晃介先生らしく土味にもこだわり抜かれており、見込みの橙色とも赤紫色とも見える不思議な土味は言葉で表現できない絶妙な色合いとなっています。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径12.1cm×径11.1cm×高さ9.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-10-02
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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