人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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各見政峯 作 「備前三角徳利」

各見政峯 作 「備前三角徳利」

(商品No. 4953)
56,000 円(税込)

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■作品の特徴

近代陶芸の巨匠たちの薫陶を受け、独自の境地を切り開いた各見寿峯先生の政峯時代の備前三角徳利です。金重陶陽先生や山本陶秀先生など備前焼界の名だたる陶工達から手ほどきを受けた
政峯先生らしい、灰被り窯変の面白さをしっかりと詰め込んだ作品となっています。絶妙な立ち上がりの三角の造形は、六郎先生などとも共通する三辺を平らにしたような作りとなっており、どことなく金重陶陽先生の息吹を感じさせます。抜けや灰被りが絶妙で、濡れることでしっとりと色艶が増すので、ついついお酒を肌にすり込んでしまいたくなる作品となっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.1cm×胴径8.4cm×胴径8.3cm×高さ12.7cm 容量 約370cc

■作品画像

各見政峯 作 「備前三角徳利」 #1 各見政峯 作 「備前三角徳利」 #2 各見政峯 作 「備前三角徳利」 #3 各見政峯 作 「備前三角徳利」 #4 各見政峯 作 「備前三角徳利」 #5 各見政峯 作 「備前三角徳利」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2018-02-19

■作者(各見政峯)について

各見政峯先生は1935年から岡山県工芸学校(現・岡山工業高校)で漆芸家難波仁斎氏に蒔絵を学んだ後、戦後、金重陶陽先生の作風に感激し、宝瓶づくりの指導を受けたのをきっかけに陶芸の道に入られました。山本陶秀先生にも師事されていました。備前焼の伝統の枠にとらわれることなく、蒔絵の技法を生かした、「絵備前」「金彩備前」、窯変のない赤い肌に縄目を付けた「縄文備前」、窯変の激しい「鬼備前」、須恵器の肌の作品など多彩な表現を創出しています。1969年に日本工芸会正会員、1980には岡山県重要無形文化財保持者に認定されました。1997年には備前焼パリ展に出品しております。絵や書、短歌をたしなみ、歌集もすでに4冊出版しています。松田崋山先生は義弟にあたります。2017年8月に逝去されました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、山陽新聞賞、文部大臣奨励賞、勲五等瑞宝章、岡山県文化賞、三木記念賞など多数/県展審査会員


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