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伊勢崎 淳 作 「備前花生」
(商品No. 5311)
70,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の前作の備前花生です。昭和55年までの陶歴書が同封されており、その頃の作品であると思われます。所謂らっきょう型の花入でスッと伸びた首は花が活けやすそうです。現在の白土をベースとした穴窯焼成の景色ではなく、胡麻と桟切をベースとした登り窯焼成風の渋い焼きになっています。備前焼の王道をいくような景色は、活けた花の色を引き立てて自身は脇役に徹します。
■作品の概容
共箱(二方桟)
径13.0cm×径12.9cm×高さ24.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-12-28
■作者(伊勢崎 淳)について
伊勢崎 淳先生は細工物を得意とした伊勢崎陽山先生の二男として生まれ、幼い頃から陶芸を学び1959年に岡山大学特設美術科を卒業した後陶芸の道に入りました。作品は花器、皿、茶陶のほか陶壁、オブジェなどの伝統的なものから造形志向の作品まで幅広く取り組んでいます。制作にあたっては成形と焼成を重視。素材と窯(穴窯、登窯、電気窯)の特徴を生かした、現代感覚溢れる作風を持ち味にしています。また、レリーフ作家の代表格として、多数の作品を発表されています。 1966年日本工芸会正会員に。1978年から9年間、岡山大学特設美術講師をされました。1998年に兄の満先生と兄弟揃って岡山県重要無形文化財保持者に認定され、同年、日本工芸会中国支部幹事長を勤めています。そして2004年7月、国指定重要無形文化財保持者となられました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、茶の湯の造形展優秀賞など多数/県展審査委員
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