人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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中村和樹 作 「備前瓢徳利」

(商品No. 6301)
中村和樹 作 「備前瓢徳利」
22,000 円(税込)

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■作品の特徴

酒器の名工 中村六郎先生・真先生の流れを汲み、味わい深い作品をつくり出す、
中村和樹先生の窯出しされたばかりの新作備前瓢徳利です。

酒器づくりの名人の流れを汲みながらも、
作風の中に父や祖父とも違う独特の色を忍ばせる和樹先生らしい徳利です。

2021年6月に窯出しされたばかりの最新作で、
祖父譲りの轆轤捌きによるゆったりとしたリズムの立ち上がりは極上の色香を放っています。

樹木の表皮のようなカセ胡麻をまといつつ、
正面や首などの要所ではまるで着物を開けるように美しい緋色を露出させています。

中村家秘伝の濃厚な緋色の土味が大変美しく、
見ても使っても楽しめる上に使い込めば肌合いが滑らかに育ち、
酒器として非常に高いポテンシャルを持っています。

胴部を大きく凹ませ、それに付随して首に傾斜が生まれており、
どこか千鳥足のようにも見える愛らしい佇まいとなっています。

凹みの部分には親指がフィットすることで注ぎやすさを向上させており、
「酒好きによる酒好きのための酒器」らしい意匠となっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.1cm×胴径10.9cm×胴径10.8cm×高さ11.9cm  容量約270cc

■作品画像

中村和樹作 「備前瓢徳利」
中村和樹作 「備前瓢徳利」
中村和樹作 「備前瓢徳利」
中村和樹作 「備前瓢徳利」
中村和樹作 「備前瓢徳利」
中村和樹作 「備前瓢徳利」

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公開日時:2021-07-20

■作者(中村和樹)について

中村和樹先生は1980年に中村 真先生の長男として岡山県備前市で生まれました。

2003年に岡山大学文学部を卒業後、祖父中村六郎先生と父中村 真先生に師事し、陶技を磨きました。

2006年に初窯を焚いて独立されました。


 

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