皆さんこんにちは。
六月に入り雨の日が多くなってきましたが、如何お過ごしでしょうか。
近所の田んぼにも水が入り、いよいよ田植えの季節となってきました。
すくすくと育った稲が夏の風に揺られて、ザワザワとたなびく様子はとても美しいんですよ。
見ているだけで涼しげな気分となります。
さて今日は涼しくなる繋がりで、クールな黒の一輪生をご紹介させていただきます。
備前はどちらかというと「温」や「暖」を感じる色合いが多いものですが、
この晃一朗先生の黒一輪生は黒と青のカラーがとても涼しげな作品となっています。
造形はオーソドックスな蕪型ですが、直角に広がる薄い口造りがアクセントになっています。
一輪生は内へと向かう凝縮された力を感じる作品が多いですが、
これは外へと向かう開放的な力を演出しています。
まるで口自体が蕪から息吹く新芽のようでとても不思議ですね。
size:口縁5.3cm×口径1.8cm×胴径10.8×胴径10.7cm×高さ14.2cm
price:SOLD OUT