金重 愫先生・多門先生と忘年会へ行ってきました

皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。

今年の冬は暖かくなるのかな、と思っていたらとんでもない寒波がやってきましたね。

山から舞い降りた落ち葉が日に日にかさを増し、まるで大急ぎで冬支度を始めているようです。

急な冷え込みで体調を崩されないようくれぐれもご自愛下さいませ。

 

さて、本日は金重 愫先生・多門先生とお客様の忘年会へご一緒させて頂きましたので、

酒宴の様子を撮影した写真と一緒に、その日使った酒器を一部ご紹介と思います。

お客様がこの日のために集められてきた特別な日本酒を振る舞って頂き、

金重素山先生の「朝鮮唐津徳利」と「鶴山窯粉引徳利」を主役に日本酒談義で大いに盛り上がりました。

また、日本酒の味についてだけではなく、酒米や酵母の話から販売手法まで大変興味深い内容でした。

米と水だけで作る日本酒にまつわるお話は、土と火から生まれる備前焼と似ており本当に勉強になります。

今回酒呑は当店でも販売させて頂いた、愫先生の「緋襷酒呑 最良土ニテ」が大活躍の一日でした。

お客様が購入された緋襷酒呑と愫先生が愛用している緋襷酒呑を見比べながら、

最良土への想いや陶陽先生の窯焚きのお話が聞けたのは本当に素晴らしい体験となりました。

また、愫先生は今回窯出しされた「唐津酒呑」を持ち込まれ、早速使用感を確かめておられました。

斑唐津の酒呑なのですが、愫先生の無骨な作風とやや水色を帯びた藁灰釉の組み合わせは本当に素敵です。

唐津焼は備前焼とはまた違った魅力がありますが、素朴で力強いところなど親和性が高いと感じます。

今回の素山先生の朝鮮唐津徳利は、1978年に徳澤守俊先生の筑前須恵窯にて制作されたものです。

朝鮮唐津を朝鮮唐津たらしめる見事な釉薬垂れはいつまで眺めても飽きません。

 

また、この日の私の席は愫先生の対角にあったのですが、愫先生が朝鮮唐津徳利を使われる度、

徳利底部の釉薬垂れがまるで銀色に輝いて見えるという不思議な経験をしました。

勿論、底面の釉薬は銀色でもない黒釉なので、水気と光の反射による偶然の産物なのでしょうが、

この作品が素山先生の手から生み出されたものである以上、一概にそうとは言い切れないなと思います。

 

当店では多門先生の窯出し作品、愫先生の唐津酒呑、素山先生の朝鮮唐津徳利を入荷する予定です。

入荷の際にはHPでご紹介させて頂きますので是非お楽しみにお待ち下さい。

[ 金重 愫先生・多門先生と忘年会へ行ってきました ]陶芸家に会う2023/12/19 17:07