2021-01-19 金重晃介先生の新作が入荷しました 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。今回は前回の記事でお伝えした通り、金重晃介先生の新作を一部ご紹介させていただきます。約2年ぶりとなる窯出し作品の中から、厳選した酒器と湯呑が入荷いたしました。強く焼き付いた上品な黒の灰被り、土の心から発色するような緋色、そしてしっとりと柔らかい土味が全身で楽しめる緋襷と胡麻と、晃介先生らしい備前登り窯のお手本のような作... More
2021-01-10 明けましておめでとうございます(味わい深きは暫時愛用の酒呑なり2... 皆さんこんにちは、新年明けましておめでとうございます。昨年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。本年も変わらぬご愛顧のほど何卒宜しくお願い申し上げます。 さて、本日は「暫時愛用シリーズ」第2弾ということで、金重晃介先生と金重潤平先生に愛用されている作品をご紹介いただきました。金重晃介先生は普段から愛用されている金重陶陽先生の志野酒呑を、金重潤... More
2020-12-22 味わい深きは暫時愛用の酒呑なり 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。本当にいろんな事がありましたが、今年ももうあと僅かですね。この所強烈な寒波に見舞われておりますので、感染症対策及び体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。 さて、本日は一風変わった作品をご紹介したいと思います備前焼の作家さんが普段使っている酒器とはどういったものなのか気になりませんか?ご自分の作品、親族の作品... More
2020-07-13 Next THE 備前展に行ってきました 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。岡山天満屋様で開催中の「Nest THE 備前展」に行って参りました。私は8日の展覧会初日と11日のトークイベントに参加致しました。初日は特にご来場される方が多く、新型コロナが猛威を振るうご時世で心配でしたが、天満屋美術画廊様がマスク配布とアルコール消毒を徹底されており、安心して楽しく観覧することが出来ました。初日の方... More
2020-07-05 青展―人間国宝の青―が開催されます 皆さんこんにちはいかがお過ごしでしょうか。7月25日より備前市穂波のFAN美術館で、人間国宝作品による「青展」が開催されます。FAN美術館は備前市穂波の藤原啓記念館に併設された新しい美術館です。現在は新型コロナウィルスの影響で陶芸体験など一部サービスを一旦休止中ですが、この展示会に合わせてサービスを再開されるそうです。備前焼でも近年は塗り土による黒作品から派生し... More
2019-12-10 茶碗のイロハ―金重有邦先生と語らう― 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。この間年が明けたと思ったのですがあっという間に師走となりましたね。さて先日、金重有邦先生の工房へお邪魔する機会があり、その際に茶碗に関する貴重なお話を色々聞けたので覚えている限りでご紹介したいと思います。まずはお茶の緑の美しさについて。前々からお茶を頂く機会がある度に思っていたのですが、お茶の緑って本当に美しいですよね... More
2019-09-10 緋襷が好きであるという事 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。本日はとても珍しい作品が入荷いたしましたのでご紹介させて頂きます。金重陶陽先生の緋襷の酒呑なのですが、実は金重素山先生の電気窯で焼成されたものです。昭和42年に金重陶陽先生は逝去されますが、金重素山先生の電気窯焼成が完成したのが41年の事です。苦難の時代の中で共に陶芸の道を歩んできた弟が成し遂げた偉業を見られた金重陶陽... More
2019-03-09 金重有邦先生、島村光先生、隠崎隆一先生が岡山県指定重要無形文化財... 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。この度、金重有邦先生、島村光先生、隠崎隆一先生の三名が、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。名門金重家に生まれながらも、己の美の表現について常に問い続けられ、近年は土そのものの表現へと深化していく金重有邦先生。伝統ある備前細工物のトップランナーでありながらも、独特の着眼点と観察眼から生まれる斬新な表現で新境... More
2019-01-07 2019年明けましておめでとうございます 皆さんこんにちは、明けましておめでとうございます。昨年も沢山のご愛顧を頂きまして誠に有難うございました。本年もまた面白い作品や心躍るような作品をご紹介できるよう精進して参りますので、川口陶楽苑を引き続き変わらぬご愛顧の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。黒々とした窯変が夜明け前の海原を、鮮やかな緋色が朝陽を思わせます。さて、本日の画像は金重晃介先生の窯変徳利と酒... More
2018-10-12 金重陶陽先生の木菟香合が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。備前でも10月中旬となりますと朝晩は肌寒くなってまいりました。さて、10月20日(土)21日(日)は備前焼まつりですので、ぜひ皆様備前までお越しの際には当店にお立ち寄りくださいませ。 また、本日は金重陶陽先生の希少な木菟香合が入荷致しましたのでご紹介させて頂きます。昭和初期頃(作品集によりますと昭和10年)に制... More
2018-08-20 金重潤平先生の窯詰めムービーのご紹介 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。現在、海外でも大反響となっております、金重潤平先生の窯焚き動画をご紹介させて頂きます。動画のワンシーンを切り取ったものです。窯焚きの雰囲気がとてもわかり易いです。動画の内容がとても素晴らしい仕上がりとなっており、登り窯による備前の伝統的な窯焚き工程を、世界中の人々が興味を持って閲覧しているという事をとても嬉しく思います。... More
2018-08-10 金重陶陽先生の三猿蓋置が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。少しずつではありますが朝夕の涼しさが増してきたように思います。さて、本日は金重陶陽先生の三猿の蓋置が入荷致しましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。やや白味の強い土色となっており、猿の毛の雰囲気作りに一役買っています。金重陶陽先生の初期の代表作である細工物の中でも、とても剽軽で人気のある三猿で、アップで見るととても可... More
2018-06-29 金重有邦先生の新たな挑戦 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日金重有邦先生の窯変酒呑を販売させて頂きましたが、その際に「伊部牛神下窯の最後の窯出し」との記述を致しました。この一文に金重一門のファンの方からのお問い合わせが大変多く、今回の記事を書かせて頂く事となりました。 有邦先生は今回の窯変作品を手掛けられる前から仰られていた、「所謂金重備前ではなく、ここらで一人の陶... More