皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
前回の記事でも大変ご好評を頂きました相賀真志郎先生の器ですが、
今回は相賀先生の良さがたっぷりと詰まった水指をご紹介させて頂きます。
今回の水指は今までの厚みのある冴えた黄色の胡麻を更に超えて、
厚みを増しつつ焦げ茶まで発色させた見事な焼きが特徴となっています。
ここまでの胡麻は今までの相賀先生の作品でも見たことがなく、
一年以上の製作期間を要して焼き上げられた大作です。
他パーツも相賀先生だけの特徴的な景色がよく出ており、
重厚な焼きに圧倒されて微妙なグラデーションが失われてしまわないように、
細心の注意を持って焼き上げられたワインのような深い色合いを持つ土味。
厚みのある胡麻と土味の境界部分に出た飴色の隈取り。
そして相賀備前を象徴する霜のような強烈な桟切り。
どれを見ても迸るような強烈なエネルギーが感じられる景色となっています。
本日夜八時からの更新では以前予告させて頂いた伊部茶碗をご紹介致します。
是非ご覧下さいませ。
厚みのある黄胡麻、熟成されたワインのような肌、凍てつく霜のような桟切りの三つ巴が素晴らしいですね。
裏面も見事な構図で焼き上げられています。
胡麻と土味の境界部分の飴色の隈取りが奥行きを更にプラスしており見事です。
作りこみも凄まじく、矢筈口を覗きこめば作者の気迫が伝わってまいります。
(相賀真志郎/備前水指 size:径23.0cm×径20.3cm×高さ22.1cm ¥100,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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川口陶楽苑のHPへ
(相賀真志郎/備前水指 size:径23.0cm×径20.3cm×高さ22.1cm 売約済)
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