皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
現在猛烈な勢いの台風が迫っていますのでお気をつけ下さい。
さて、本日はやや間が空きましたが、相賀先生の新作紹介の締め括りに叩き皿をご紹介させて頂きます。
非常に大きな作品で厚みもあり、大地を剥がして岩に叩きつけて制作したような作品です。
相賀先生の特徴でもある鮮やかな黄胡麻に、綺麗に抜けた牡丹餅が合わさり、
そのまま飾っても楽しめそうな豪華な景色となってます。
やや赤みが強く撮影されていますが、赤茶色の渋い土肌となっています。
まるで通常の皿を二枚重ねて焼き上げたような重厚感があります。
裏面は表面よりもやや赤みが増し、赤褐色となります。
焼成時の藁跡がなんとも言えない味わいを醸し出しており、備前の持つ侘び味が強調されています。
相賀先生の特徴である赤褐色の肌がベースとなっており、
重厚感や焼成の濃さの割に、とても落ち着いた侘びた風情を強く感じる作品に仕上がっています。
大地を剥がして、と申しましたが母なる大地から剥がされて作品として個/子となり、
そうして朽ちゆく中の美しい一瞬を捉えた土のポートレートのような作品であると感じます。
（相賀真志郎/備前酒呑 伊部酒呑（共箱製作中）
伊部酒呑（左） size:径7.2cm×径6.6cm×高さ6.6cm price:￥12,000）
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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（相賀真志郎/備前叩き皿 size:径31.5cm×径31.4cm×高さ3.8cm price:￥28,000）
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