皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
今日はBORDERLESS特集の最終日ということで、大変反響の多かった洋酒器の備前バージョンをご紹介したいと思います。
黒はトロフィー・カップのような独特の雰囲気がありましたが備前手はどう見えますでしょうか。
焼成は馬場先生のオリジナルの「窯変緋襷」となっております。
カップ部分の約半分から下はコーティングのように窯変が発生し、脚部まで行くと紫色掛かった灰被りになっています。
カップ上半分の赤みの強い肌と色の相性がバッチリですね。
右はややスマート、左はややずんぐりとした体型になっています。中々良いコンビのように見えます。
赤みの強い肌の風合いからかどこか木製のような雰囲気があります。
脚部の窯変は強烈です。カップや支柱部分とのグラデーションが見事です。
カップ内側は焼け焦げた脚部とは反対にとても爽やかなオレンジ色の土味が出ています。
今回のBORDERLESS特集は如何でしたでしょうか。
沢山のお問い合わせを頂きまして本当にありがとうございました。
馬場先生はBORDERLESSな作品制作で沢山の方にBORDERLESSに愛されていると感じました。
今後も川口陶楽苑では馬場先生の作品を紹介していきますのでどうぞよろしくお願いします。
(馬場隆志/備前洋酒器 size:約径9.5cm×約高さ13.0cm price:売約済)
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Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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おまけ編
マイコレクションとして購入した備前片口です。
このトリケラトプスのような尖り具合が何とも気に入りました。
こちらも備前洋酒器と同じ「窯変緋襷」の焼き上がりになっています。
注ぎ口の角っぽいデザインと、側面の丁寧な鎬が見事にマッチしています。