皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
川口陶楽苑は本日を持ちまして本年度の営業を終了とさせて頂きます。
本年も川口陶楽苑をご愛顧頂き誠にありがとうございました。
今年は出会いの年であり様々な方と交流を持つことが出来ました。
中でも備前の将来を担うであろう三十代前半の作家の方々と知遇を得ることが多かったです。
この世代の方たちに共通するのは、皆さん焼物がとても大好きであるという事です。
お会いすると皆一様に目を輝かせながら焼物について熱く語られます。
表現する作品はまったく趣向が違いますが、異口同音にこの言葉を口にします。
「焼物が好きで好きでしょうがない、自分にはこの道しかない」
その言葉の中に、その瞳の中に、若き臥竜達の熱き鼓動が感じられます。
来年もまたその鼓動をお届けするお手伝いが出来れば、と思っております。
どうぞ来年も備前焼 川口陶楽苑をよろしくお願いいたします。
新年の営業は5日からとなります(2日のみ開店致します)
入江光人司作 白備前龍摘み宝瓶。天の時を待つ臥竜がなんとも荘厳です。