皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
先週末は日本各地で寒波が到来し、備前地方でも時折吹雪いておりましたね。
吹雪はするものの積もることはなく、春の到来を待つばかりでございます。
さて、そんな雪の日にピッタリの面白い作品が入荷しましたのでご紹介させて頂きます。
今回入荷しましたのは隠崎隆一先生の2014年頃制作の白炭化酔器です。
実はこの作品、白釉部分に井戸の御本手や萩の蛍手のような紅斑の窯変が出ており、
これまで様々な白釉の作品を見て参りましたが初めて見る景色に驚きました。
厚掛けの純白の釉薬が雪景色を思わせ、炭化銀彩と併せて白銀の世界を構築しています。
そこへほんのりと色づいた紅斑がまるで吹雪の中彷徨う蛍のようでとても幻想的です。
丁度備前地方が吹雪いた日にこの作品と出会い、何ともロマンティックな出会いとなりました。
実はこの作品はもう一つ珍しい部分があり、陶印落ちとなった作品を隠崎先生に漆で書いてもらったそうです。
炭化銀彩のボディに真っ黒な陶印が何ともお洒落ですね。
(隠崎隆一/白炭化酔器 共箱)
size:口縁3.5cm×胴径8.4cm×胴径8.1cm×高さ16.2cm price:¥100,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ
(隠崎隆一/白炭化酔器 共箱)
size:口縁3.5cm×胴径8.4cm×胴径8.1cm×高さ16.2cm price: 売約済
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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