皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
今日は西日本一帯が大雨ということで、備前地方でも激しい雨が降り続いております。
雨を見るとつい金彩が連想されるのは焼き物屋の習性でしょうか。
さて先日、あるコレクターの方のお宅に箱を届けるためお邪魔して参りました。
その時に新しい展示室兼応接間が完成したとのことでさっそく拝見させて頂きました。
その方は絵や時計をコレクションされておられたのですが、近年は備前焼も熱心に蒐集されておられます。
古備前から現代陶芸まで幅広く蒐集されており、中には驚くような名品珍品もあり大変勉強になりました。
また、陶器ではないのですが藤原 啓先生の陶印が刺繍された特別製のゴルフキャップなどもあり、
改めて備前焼という文化の大きな歴史を感じられる一日となりました。
単純に他所様の棚を拝見するのは楽しいもので、つい時間を忘れて楽しませて頂きました。
本当にありがとうございました。
玄関前には轆轤と物故作家の細工物や花器が置かれています。
こちらは玄関から見たところです。金重晃介先生の聖衣や古備前が置かれています。
こちらが新しくなった展示室兼応接間です。荒川豊蔵先生の絵や小林和作先生の扇絵が見事です。
素晴らしい古備前の茶入や金重陶陽先生の水指もあります。
こちらは反対側です。金重陶陽先生の扇皿や物故作家の宝瓶がズラリ。
下には現代作家の酒器類が置かれています。