皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
連休期間中はたくさんのお客様にご来店頂き誠にありがとうございました。
備前を長く見つめられている方の深く鋭い洞察や、
備前を愛してやまない方の貴重のご意見を賜ることが出来ました。
皆様本当にありがとうございました!
連休期間を前後して窯出しも多く、作品もたくさん入荷いたしました。
今日からは入荷したての作品をご紹介できれば、と思います。
今回の記事では和気町在住の細川敬弘さんの作品をご紹介したいと思います。
古備前に憧れを抱く細川さんらしいどっしり構えた徳利です。
日頃は多久守先生と緋襷の研究成果を見せ合っているらしく、なかなか渋い緋襷を見せてくれます。
灰と藁が融着して黒く発色し、まるで鉄釉のようになっています。
こちらは雰囲気のある鶴首徳利です。
やや傾げた首が色気がありますね。
裏面もつやつやした胡麻が乗り、とてもこってり焼けています。
紐作りを主体とする細川先生らしい強い轆轤目が出ています。
如何でしたでしょうか。
細川先生は海揚がり古備前の味わいを出すことに挑戦し続けており、
土味焼成造形の三つにおいてこれからの飛躍が期待がもてますね。
多久周作さん、藤田祥さん、そして細川敬弘さんと和気町を拠点に活動されている若い世代の方が、
これからの備前にどのようなムーブメントを起こすのか楽しみでなりません。
(細川敬弘/緋襷徳利 size:径9.0cm×径8.9cm×高さ12.7cm price:¥14,000 箱別)
(細川敬弘/鶴首徳利 size:径9.7cm×径9.5cm×高さ16.4cm price:¥13,000 箱別)
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