皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
本日は藤原 雄先生のとても豪快な擂鉢をご紹介します。
陶印から見ても人間国宝に指定されてからの作品で、
溌溂と漲るパワーを感じられる堂々とした作品です。
生涯にわたって自分のスタイルを変えること無く、
単純明快・豪放磊落の作風を貫き通した藤原 雄先生は、
壮年期であっても伸び伸びとした大型の作品を多く作っておられます。
まるでいつまでもデビューした手の若手作家のように自由で、
あくまでも楽しみながら自分が好きになれる作品を作り続けていたように思います。
藤原 雄先生の代名詞ともなった壷も、弱視という大変なハンディキャップを持ちながら、
自分のスタイルを貫き独自の作風の壷で世界に備前焼の輪を広げられました。
藤原 雄先生の作品は他人からの評価など気にするな、
自分の信じる道をいきなさい、と励ましてくれるかのようです。
藤原 雄先生の黄胡麻は独特のザラザラとした触感になっています。
古備前の時代では備前擂鉢投げても割れぬと謳われたそうです。
裏面の紫蘇色には揺らぎがあり、赤が濃い部分と紫が濃い部分に分かれています。
(藤原 雄/備前片口鉢 size:径33.6cm×径33.4cm×高さ12.1cm ¥190,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ
(藤原 雄/備前片口鉢 size:径33.6cm×径33.4cm×高さ12.1cm ¥190,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)