皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
本日の第五弾の更新は伊勢崎 淳先生の銅鑼鉢です。
御存知の通り五人目の備前焼人間国宝に指定された方で、
穴窯焼成と斬新な作風で備前焼界に新風を巻き起こされました。
本作は20年程前の作品で岡山県指定の無形文化財に選定される以前の作品です。
銅鑼鉢というとやはり黄瀬戸の銅鑼鉢が有名ですが、
黄瀬戸銅鑼鉢の大名物は底部に草花文様を施してあります。
本作では備前焼の特性を活かして胡麻・牡丹餅・緋襷で、
それぞれ色・円・線を組み合わせて一枚の絵のように工夫されています。
よく見てみると丸い銅鑼鉢の中に三角の丸三つがあり、
更にその奥に赤い線で描かれた三角形が浮かび上がってきませんか。
淳先生の最新作に見られる特徴的な牡丹餅の使い方や、
幾何学模様を連想させる独特のデザインセンスの芽生えが感じられる器です。
一見すると一般的な備前鉢の模様に見えますますが、よく見ると規則性があります。
最新作の赤みの強い穴窯の焼きとはまた違った渋さがあります。
(伊勢崎 淳/備前鉢 size:径25.2cm×径25.1cm×高さ6.4cm ¥76,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ
(伊勢崎 淳/備前鉢 size:径25.2cm×径25.1cm×高さ6.4cm ¥76,000)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)