皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
川口陶楽苑のFacebookページでもお知らせさせて頂きましたが、
先日、金重 まこと先生の窯出しにお邪魔して、個展出品作を含む最新作を分けて頂きました。
県外での個展が数年先まで埋まっている状況で、なんとか分けて頂いた作品で、
点数は少ないですがどれも極上の逸品となっています。
さて、本日は備前一の酒豪と噂されておりました先生ご自身も、
常日頃から愛用されているというビール呑をご紹介したいと思います。
「三年ほど使用したところですが、中が不思議な色合いになりましてな」と仰られていたので、
お願いして拝見させて頂いた所、かなり育って見たことも無い色合いになっていました。
この内側の飴色の肌は今までに見たことがありません。
約三年程使用された状態なのだそうです。
備前焼は無釉焼き締めですので土と肌とが直に触れ合います。
ビールを飲むだけであれば冷えたガラスコップでも十分に適いますが、
濡れては肌が艶を増し、土肌や小石が肌を慰めてくれる。
味覚嗅覚だけではなく、五感の全てを満たして愉悦を誘うのであれば、
備前のビール呑ほど理に適っているものはないと感じます。
本日、午後八時からは川口陶楽苑のHPにて、
金重 まこと先生の新作ビール呑を6点ご紹介させて頂きます。
是非ご覧くださいますようお願い致します。