皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
前回の11/18の入荷速報から期間が空いてしまいましたが、
相賀真志郎先生の新作伊部皿をご紹介したいと思います。
淡々とした作陶生活を送っているように見えて、その実大変な努力家である相賀真志郎先生は、
近年その評価が高まりつつありデビュー時から作品を頂いている当店は感無量です。
相賀先生は決して天才的な技量、神業を持っているというタイプではございません。
仕事場にこもって黙々と仕事をこなし、泥まみれになりながらなおも轆轤に向かい続けるような方です。
相賀先生は陶の道と対峙する時、誰よりも道に対して真面目に向き合っていると思います。
愚直なまでに自分の美学を貫き、作って壊してまた作ってを延々と繰り返し続けています。
制作物を誰よりも厳しい眼で審査することが出来る。これが相賀先生の最大の武器であると考えています。
その眼鏡に適った作品はどれもが安心して見ていられる作品ばかりです。
相賀先生の厳選によって、五枚どれもが抜群の焼きになっています。
塗り土を施していない裏面部分は土味のグラデーションが見事です。
とても濃厚な黄金の胡麻は砂金を掬い上げたかのようです。
裏面の土味は五枚それぞれに違いがあり、土ものらしい揺らぎが感じられます。
相賀真志郎先生の新作伊部皿、如何でしたでしょうか。
寡作であってもどれもが個展級の出来である相賀先生らしい、どれもが高水準の見事な組皿です。
一枚が6,000円となっており普段使いにも最適ですが、五段仕切りの箱に入っており贈答品にも良いと思います。
(相賀真志郎/伊部皿 size:径約16.5cm×径約16.3cm×高さ5.0cm 売約済)
※五枚組で一つの箱に入ります
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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