金重多門先生の作品が入荷しました

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

先日、金重多門先生の工房へお邪魔し、酒器を中心に作品を頂いて参りました。
昨年、初めて自分一人の作品のみ登り窯に詰めて焚かれた時の作品です。
多門先生は27歳の頃から父である?先生より本格的に技術を学ばれました。
備前の名門に生まれ育ち、幼い頃から将来は自分も陶芸家になるのであろうということは漠然と考えておられたそうです。
父や祖父である素山先生の仕事を見ているうちに自然と身についたノウハウや祖父の代からの良質な陶土があり、
とても有難いと仰っておられました。
多門先生が作陶過程で一番好きなのはロクロなのだそうです。
古いものが好きで良く見るそうですが、形の格好良さや遊んでいるヘラ目が面白いとか古いものが逆に新鮮で新しく感じるのだそうです。
そういったものから刺激を受けてロクロ制作の際に生かしていると教えて下さいました。
多門先生の造形は?先生を彷彿とさせるものがありながらも、どこか女性的な雰囲気が加味されており、
その部分がこれからどんどん多門先生の個性として育ってゆくのだろうと感じさせてくれます。
徳利の口造りなどは非常に秀逸で、トクトクと品の良い音を奏でながら切れ味も抜群で、
備前の大酒豪として有名な父、?先生より酒器作りの技術を見事に習得されています。
明日の20:00の更新では今回入荷しました酒器を全てご紹介させて頂きます。
是非ご覧下さいますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。

先日、金重多門先生の工房へお邪魔し、酒器を中心に作品を頂いて参りました。

昨年、初めて自分一人の作品のみ登り窯に詰めて焚かれた時の作品です。


多門先生は27歳の頃から父である?先生より本格的に技術を学ばれました。

備前の名門に生まれ育った多門先生は、

幼い頃から将来は自分も陶芸家になるのであろうということは漠然と考えておられたそうです。

父や祖父である素山先生の仕事を見ているうちに、

自然と身についたノウハウや祖父の代からの良質な陶土があり、

とても有難いと仰っておられました。


多門先生が作陶過程で一番好きなのはロクロなのだそうです。

古いものが好きで参考にしておられるそうですが、

形の格好良さや遊んでいるヘラ目が面白いとか古いものが逆に新鮮で新しく感じるのだそうです。

そういったものから刺激を受けてロクロ制作の際に生かしていると教えて下さいました。

多門先生の造形は?先生を彷彿とさせるものがありながらも、

どこか洗練されたシャープさが加味されており精悍な雰囲気があります。

これからどんどん多門先生の個性として育っていくのだろうと感じさせてくれます。

徳利の口造りなどは非常に秀逸で、トクトクと品の良い音を奏でながらキレもよく、

備前の大酒豪として有名な、父?先生より酒器作りの技術を見事に習得されています。

明日の20:00の更新では今回入荷しました酒器を全てご紹介させて頂きます。

是非ご覧下さいますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

tamonsyukitokusyublog201501281.JPG

現在 ?先生、多門先生が使用されている登り窯(円山窯)

 

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素山先生の頃から使用されているという電気窯(手前)とガス窯(後ろ)

[ 金重多門先生の作品が入荷しました ]NEW2015/01/28 10:37