皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
暖かい日が続いたかと思えば寒くなったりと春と冬の交差を感じますね。
とても風邪を引きやすい時期ですので体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。
さて本日は珍しい作品のご紹介となっております。
金重有邦先生の茶碗ですが、なんと円山窯で焼かれた作品となっています。
有邦先生といえば伊部の牛神下の印象が強いので、初め見たときは何とも面白く感じました。
しっかりと箱に円山窯と書付されており、若い頃の作品であると思われます。
現在の有邦先生の山土と独自の窯を使った独特の土味も好きなのですが、
この作品のような金重一門らしいネットリとした味わい深い土味も本当に素敵ですね。
とろりとした甘い茶色の土味に、少し焦げ付いた渋い黄胡麻がバッチリと似あっています。
見込みに出た緋襷や周りの土味も落ち着いた色合いとなっており、
決して派手さはないが落ち着いており心にスッと入ってくる絶妙な味わいがあります。
size:径11.3cm×11.1cm×高さ8.2cm
price:77,000円
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