皆さんこんにちは、今日は藤原雄先生と稲荷先生と岡田先生の作品のご紹介となります。
どれも単純明快をモットーとする作品ですので、シンプルに楽しめるものとなっているのが特長です。
皆さんは藤原一門と聞くと何を思い浮かべますか?
僕は「牡丹餅」「ボタ」を一番に連想します。
上記の写真でも、すべての作品にボタが使用され、作品にアクセントを与えています。
ボタの使い方にとてもこだわりを感じる一門であると思います。
どの作品においても配置を工夫し、酒呑であれば口当たりを良くする口縁と景色となる見込みに配置する。
徳利や壺であれば昇り来る朝日をそのまま焼付けたように堂々と真正面に配置する。
皿などであれば一枚のキャンバスに見立てて自由闊達なボタの絵を披露する。
このように藤原一門のボタの使い方は非常に多岐にわたり、尚且つセオリーがしっかりと存在します。
ボタの使い方にとてもこだわりを感じる一門であると思います。
どの作品においても配置を工夫し、酒呑であれば口当たりを良くする口縁と景色となる見込みに配置する。
徳利や壺であれば昇り来る朝日をそのまま焼付けたように堂々と真正面に配置する。
皿などであれば一枚のキャンバスに見立てて自由闊達なボタの絵を披露する。
このように藤原一門のボタの使い方は非常に多岐にわたり、尚且つセオリーがしっかりと存在します。
この雄先生の徳利は真正面にドーンとボタが配されています。
やや茶色がかった景色と合わせて、まるでタヌキのようでもあり何とも可愛らしいです。
きっと使いどきにはボタに酒が染み込み、味わい深い色合いへと変貌するでしょう。
きっと使いどきにはボタに酒が染み込み、味わい深い色合いへと変貌するでしょう。
少し分かりにくいかも知れませんが、この酒呑にもしっかり口縁にボタが配置されています。
胡麻で埋もれて口当たりが悪くなるのを防ぎつつ、胡麻との対比を生み出し景色として楽しめるようになっています。
胡麻で埋もれて口当たりが悪くなるのを防ぎつつ、胡麻との対比を生み出し景色として楽しめるようになっています。
僕はこのボタへのこだわりはお酒好きで知られた啓先生が関係しているのではと思います。
出版関係のお仕事を辞して郷里に戻り、40歳にして備前焼というものに触れる。
そうして生まれた藤原備前に、「酒豪」としてのファンであり使い手としての意見を吹き込み昇華する。
そうして生まれたものが今でも脈々と受け継がれているように思います。
作品情報:藤原 雄 備前徳利(共箱) サイズ口縁3.3cm×胴径9.1cm×9.0cm×高さ13.3cm 価格15万円
:稲荷 作 備前酒呑(共箱) サイズ径7.5cm×7.5cm×高さ5.4cm 価格1万8千円
:岡田 輝 備前酒呑(共箱) サイズ径6.8cm×6.8cm×高さ4.9cm 価格2万5千円
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