皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
さて、先日牛窓にある瀬戸内市立美術館へ「瀬戸内想彫会展」を観に行って来ました。
役場の三回に新設された美術館で、広々としてとても良い展示スペースとなっておりました。
木村玉舟先生に学ばれたメンバーの皆さんの手作り陶彫の作品群は、
動物や人物のモチーフを中心に、土の塊から生み出されたとは思えない程に、
繊細で力強くユニークなものばかりでした。
動物や人物のモチーフは表情が命とも言えると思いますが、
生き生きとした豊かな表情が感じられるものばかりで、
メンバーの皆さんが真剣な想いで土と向き合っておられるのだなと感じました。
代表者である玉舟先生の作品も展示されていましたが、圧巻の大作が並んであり、
さすが備前陶彫の第一人者であるなと感心致しました。
とくに白備前の髑髏に白備前の蛇が合わさった作品は、
蛇の瞳の部分にはピンク色に発色する土が使用されておりとても見応えがありました。
入館料は無料で7日(水)まで開催中ですので、牛窓観光の際には是非お立ち寄り下さい。