特徴的な緋襷、ザックリとした山土の風合い、すぐに高力先生と分かる作者らしい食器ですね。
お客様より高力先生の食器を使用した感想を教えて頂きました。
使用する前には端正にまとまりすぎているのではと思っていたそうですが、
料理を盛り付けるとその印象は一変し、端正でスッキリとした佇まいが素材を引き立て、
器自体が出しゃばらず、確かにしっかりと料理を支えてくれる。
計算された完成の域にある、と感じられたそうです。
お客様の写真を見ていると、料理が盛り付けられてやっと作品として完成されたと感じられるような、
料理と器が双方に引き立て合い、素晴らしい相乗効果を生んでいますね。
こういった相乗効果による美しさがあるので、器の魅力は尽きることがありませんね。