大阪三越伊勢丹にて開催されている森本良信先生の個展へ伺って参りました。
「酒器ト食器デ 取り合わせ」をテーマに5月7日(水)~13日(火)まで開催されています。
今回は久々に食器を多数展示されており、角皿や葉皿など美しい土味と胡麻景色の食器が豊富に展示されていました。
酒器との取り合わせも備前の土色や緋襷などを上手く組み合わせながら展示されていて、備前だけでもバリエーションに幅をもたせていました。
今回、特に印象的だったのは還元緋襷の作品で、朽ちかけてゆくような土肌に穏やかな緋襷が素晴らしく、正に古備前を彷彿とさせるような独特の風合いを見せていました。
普通の緋襷でも100年使い続ければ、古備前の緋襷のような味わいになるのだそうですが、それをどうにか表現出来ないものかと研究を重ねて生み出された還元緋襷です。
手に取った瞬間に、焼き物も「朽ちかけのもの」が美しいのだなと感じました。
お近くの方は是非この機会に足をお運び下さいませ。
大阪三越伊勢丹にて開催されている森本良信先生の個展へ伺って参りました。
「酒器ト食器デ 取り合わせ」をテーマに5月7日(水)~13日(火)まで開催されています。
今回は久々に食器を多数展示されており、角皿や葉皿など美しい土味と胡麻景色の食器が豊富に展示されていました。
酒器との取り合わせも備前の土色や緋襷などを上手く組み合わせながら展示されていて、備前だけでもバリエーションに幅をもたせていました。
今回、特に印象的だったのは還元緋襷の作品で、朽ちかけてゆくような土肌に穏やかな緋襷が素晴らしく、正に古備前を彷彿とさせるような独特の風合いを見せていました。
普通の緋襷でも100年使い続ければ、古備前の緋襷のような味わいになるのだそうですが、それをどうにか表現出来ないものかと研究を重ねて生み出された還元緋襷です。
手に取った瞬間に、焼き物も「朽ちかけのもの」が美しいのだなと感じました。
お近くの方は是非この機会に足をお運び下さいませ。