皆さんこんにちは。如何お過ごしでしょうか。
最近は降り続いた雨がやっと止んだのですが、その分蒸し暑い日々が続いています。
外に出ればムワッとした湿気が全身に感じられ、まるでお風呂場にでも入ったかのようです。
そんな暑い中で庭に咲いた桔梗の花には本当に癒されます。
涼し気な紫の花と緑の葉の組み合わせはついつい目を奪われます。
花びらが雨に濡れているときは、何とも儚げでロマンチックな雰囲気があります。
ところで桔梗と言えば有名なのが、やはり明智光秀の桔梗紋でしょうか。
光秀はちょうど1582年の今頃に、本能寺の変を起こしたとされています。
本能寺の変といえば今でもドラマや映画小説などで取り沙汰される歴史の一大変換期ではないでしょうか。
その時期と桔梗の咲く時期が同じ頃というのはなんとも不思議な気持ちになります。
このような小さな花から数百年前の謎の大事件を思い起こす。
草花との深い結び付き故に押し花の栞のように歴史を思い起こすきっかけともなっているように思います。
これもまた今も昔も変わらず野に咲き続ける花だからこそなのでしょうね。