皆さん明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ川口陶楽苑をよろしくお願いいたします。
去年も色々な事があり、色々な方と巡りあう機会がありました。
楽しい思い出ばかりではありませんが、本当に良い経験となりました。
その良い経験を自分なりに消化して、さらに還元出来ればと考えています。
作家さんたちも個展の何を重要視しているかと問うと、
お客様との直接の意見交換が出来る事と口を揃えておっしゃられます。
その貴重な意見を自分なりに消化し、次回の作品に取り入れて還元する。
このプロセスこそが相互の想いを昇華する最良の方法だろうと思います。
備前焼はやはり一人で作れるものではない。
作り手売り手買い手の三すくみで出来上がっているものであると思いました。
相賀さんが東京で個展を開催された折に、訪れてくれたファンの方に様々な事を教えて頂き
とても嬉しそうにその事を話しておられてそう確信致しました。
ただひたすらに轆轤と向き合うようでいて、そのむこうに大きな広がりがある。
それはとても素敵で、とても責任のある事であると思います。
自分もまたその広がりの一部として考え、動き、結果を残せたらと思います。
今後ともどうかよろしくお願いします。