皆さん新年明けましておめでとうございます!
昨年もHP、当ブログをご覧頂き誠にありがとうございました。
思い起こせば去年も色々な作品や様々な方と出会えて、
本当に楽しい豊かな一年であったと心から思います。
作品も人の出会いも一期一会と、改めて実感致しました。
改めてそう考えてみると、本当に色んな方がいるんだなぁと思います。
ある人は古備前を敬愛し、土を敬愛し、作陶出来る喜びに満ち溢れた方でした。
ある人は誇り高く、孤高の精神世界の中で、深淵のような表現の世界へと挑む人でした。
ある人は与えられてきた立場から、与え育て守る事へと眼を向け始めた方でした。
ある人は未だ迷いの中にいながら、作品を作る喜びに純粋に打ち震える方でした。
ある人は限界を知らず、どこまでもどこまでも伸びていく力強さに満ち溢れた方でした。
その他にもたくさんの人と出会いましたし、これからも素晴らしい出会いがあると確信しています。
その人達は歳も違えば、立場も、主義主張もまったく違う方々ばっかりです。
心の中を曝け出せば、譲れないものがゴロゴロと溢れてきて、喧嘩になってしまうかも知れません。
僕はそのどれもが間違ってなどおらず、強い輝きに満ちた答えだと思います。
何故ならその方々と話していると、心に輝きが生まれるからです。
簡単に言えば話していると「よし!僕も頑張ろう」と思えます。
やっぱり作家の人ってのはどうしようもないくらいエネルギッシュな人ばかりなんです。
そのパワーが話し合いの中で僕にも知らず知らず伝染するのでしょうね。
だからこそ「出会い」というものが、とてもとても大切に思えます。
私たち陶商も言わば作品との出会いをお手伝いする仕事と言えます。
出会いの素晴らしさ、心地よさ、必要性を改めて実感した今年は、
もっと沢山の素晴らしい出会いを皆様にお届けできればと思っております。
意味不明な文章になってしまいましたが、これで新年のご挨拶とさせて頂きます。
今年も川口陶楽苑を何卒よろしくお願い致します。