皆さんこんにちは、今日は昨日に引き続き高力先生の作品をご紹介したいと思います。
今回は電気窯の窯出しだったのですが前回春の窯出しの際に、
まだ窯の奥で眠っていた物も何点か拝見させて頂きました。
今日のブログでは前回の窯の味わい深い小徳利をご紹介したいと思います。
極上の徳利五本展ではすべて通常サイズの徳利でしたが、
その兄弟にあたる今回の二本はやや小振りで一合半前後の容量になっています。
最近川口陶楽苑では一合半前後の小徳利が人気です。
一回一合ほど入れて晩酌にお使い頂けます。
赤い地肌に灰が透明釉のように乗り、下地の色を透過して全身真っ赤な窯変になっています。
高力先生の窯では稀に採れるのですが、「マグマ窯変」と心の中で呼んでいます。
こちらは甘い焼き上がりとなっており、抜けの部分が見事な緋色になっています。
他の肌はうっすらとカセ胡麻が乗って全体がグリーンになっています。
今回の二本の小徳利は並べて見ると本当に正反対の作品だと感じます。
全身が真っ赤でところどころに黒銀の灰被りを備えた「強い緋色」
淡いグリーンに合わせてほんの少しだけ衣を脱いだような「優しい緋色」
でもそのどちらもが高力先生らしさに溢れています。
今回の小徳利に改めて備前焼と登り窯の奥深さを勉強させて頂きました。
(高力芳照/緋襷酒呑)
左 size:径6.9cm×径6.8cm×高さ5.2cm price:売約済)
右 size:径6.5cm×径6.4cm×高さ5.3cm price:売約済)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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(高力芳照/備前徳利)
左 size:径9.1cm×径8.9cm×高さ11.7cm price:¥18,000)
右 size:径8.6cm×径8.5cm×高さ11.5cm price:売約済)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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