皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
備前地方では台風がちょうど暴風域を抜けたところです。
依然強い風と雨が続いていますがやや弱まってきました。
さて今日は多久周作先生の一風変わった小碗をご紹介したいと思います。
何事にも一生懸命な多久先生らしい全力投球の小碗です。
通常こういった小碗は数物で色んな作家さんが制作していますが、
ここまで気合の入った造形と焼成のものはなかなか無いと思います。
若手作家らしいひたむきさと焼き物への敬愛の念を強く感じますね。
濃い緋襷にややカセた胡麻が似合っています。
緋襷が胡麻と溶け合ってビードロ状に変化しています。
裏面もこってりとした多久備前らしい景色が出ています。
これだけしっかりと茶陶レベルの焼きが入っているのには驚かされました。
中には一面の見事な緋襷が出ております。
多久先生が今後も緋襷をしっかり研究していきたいと仰っていました。
高麗の名品割高台茶碗は一体どれだけの陶人を魅了してきたのでしょうか。
今もまた平成の時代に生きる若き陶工の胸を熱く焦がしています。
多久先生の割高台小碗、如何だったでしょうか。
見ていて気持ちよくなるくらい一生懸命に作っています。
これからの多久先生がどのように進化していくのか本当に楽しみですね。
(多久周作/割高台小碗)
左 size:口含む径9.6cm×径9.6cm×高さ6.6cm price:¥2,500)
右 size:口含む径10.0cm×径9.8cm×高さ6.9cm price:¥2,500)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ
(多久周作/割高台小碗)
左 size:口含む径9.6cm×径9.6cm×高さ6.6cm price:売約済)
右 size:口含む径10.0cm×径9.8cm×高さ6.9cm price:売約済)
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
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