皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
今日は珍しいものが入荷したのでご紹介させて頂きます。
金重陶陽先生の「忌部窯」と箱書きされた手造泡瓶です。
宝瓶ブームを巻き起こした陶陽先生らしい非常に上品な造形です。
こちらの面はややこってりとした灰被りとなっています。
抜けの優しい味わいと上手く対になっています。
さて、実は珍しいものというのは実はこの箱の中に入っていた新聞紙です。
なんと日付が「昭和七年 十二月 十七日」の大阪毎日新聞が同封されていました。
当時から新聞紙は身近にある緩衝材として利用されていたのですね。
まるで共箱がタイムカプセルのように当時の新聞紙を運んできてくれたようです。