皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
高力芳照先生の窯出しがあり新作が入荷しました。
先日の阪急うめだで開催されました個展は大盛況で無事に終えられたそうで、
特に酒器はほぼ完売状態であったそうです。
当店で新たに入荷しました酒器をいくつかご紹介させて頂きます。
1.強烈な降灰を受けた転がし窯変の徳利です。
べっ甲状になった胡麻がいくつも流れ豪快な景色となっております。
「今回は良く焼いたのです」と高力先生も仰られておられましたが、
灰被り部分が高温で溶けて高台周辺などは銀色がかり強烈な焼きとなっています。
口縁3.4cm×胴径9.7cm×9.3cm×高さ14.0cm 売約済
2.深緑のカセとしっとりとした抜けのコントラストが美しいカセ窯変徳利です。
カセ肌はキメ細やかで手触りが大変心地良いです。
所々に小さな抜けがあしらわれており、特に口縁部の小さな抜けが、
一滴垂れた酒に濡れて色っぽい景色を見せてくれるでしょう。
口縁4.0cm×胴径10.0cm×9.7cm×高さ15.2cm 売約済
3.転がし窯変の徳利同様に今回の窯の特徴的な焼き上がりとなった酒呑です。
徳利と対になるようなドロドロに良く溶けた豪快な胡麻景色が魅力です。
見込み部分は深遠なる灰被りの世界が広がっています。
径8.4cm×7.8cm×高さ4.2cm 売約済
4.今までになかった新しい造形を見せるカセ窯変酒呑です。
大胆に三角に歪ませた口造りがとてもインパクトがあります。
しっかりと焼けたカセ胡麻も良いですが、見込みのワンポイントの小さな抜けが素晴らしいです。
径8.1cm×8.1cm×高さ4.1cm 売約済
5.燃え盛る炎を思わせるような鮮烈な緋色が印象的なカセ窯変酒呑です。
緋色と同じくカセ肌もやや白みがかった明るい色合いとなっています。
腰周りのリズミカルに削られたデザインも全体をうまく引き締めています。
径6.5cm×6.4cm×高さ5.5cm 売約済
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