【更新】 2/22 金重潤平 備前酒呑

本日の更新は金重一門の第一人者 金重晃介先生のご長男、金重潤平先生の備前酒呑です。

昨年秋の金重晃介先生の窯焚きにて共に焼き上げられた新作です。

何と言っても作品全体の窯変と緋色のバランスが良く、

隈取と呼ばれる灰被りとの境界線もくっきりと出ている秀作です。

土の良さに裏打ちされた品格漂う緋色も素敵で、

赤すぎず薄すぎず絶妙な色合いは酒呑に最適のものとなっています。

正面の口縁部から袈裟懸けに線を入れており、

筆洗型ともまた違う正面を外して呑むユニークな作品になっています。

草臥れた紙やすりのような微細な抵抗のある灰被りは、

使用する毎に酒と掌でゆっくりと時間を掛けて洗われていき、

ヴィンテージジーンズの要領で味わいを増していくでしょう。

見込みにはより冴えた橙色の土味が広がっており、

明るい色合いで華やかな酒映りとなっているのも嬉しいです。

 

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(金重潤平/備前酒呑 共箱) 

size:径7.6cm×径6.8cm×高さ5.5cm price:¥25,000


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