2018-06-11 木村玉舟先生主催「備前×藍染」展開催中です 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。現在、倉敷市児島で開催中の展示会のお知らせをさせて頂きたいと思います。今月24日まで岡山県倉敷市児島味野の国指定重要文化財である、旧野崎家住宅にて「瀬戸内想彫会×日本陶彫会」展が開催されています。 その中で木村玉舟先生が白備前に藍染めを施した作品を初公開されています。国産ジーンズ発祥の地として有名な児島に因み試行錯誤の末... More
2018-04-24 馬場隆志先生の窯出しがありました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。備前地方では春を通り越して一気に夏が来たかのような暑い日が続いております。ただ、夜などはやはり少し寒くなりますのでくれぐれも体調管理等にはお気を付け下さい。 さて、現在川口陶楽苑では冬から春にかけての窯出しラッシュで、今の備前を代表する方々の魅力的な新作が沢山入荷しています。伊勢崎 淳先生と晃一朗先生、市川 透先生、中村... More
2018-02-05 金重有邦先生の新作酒器展のお知らせ 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。強い寒波の影響でまだまだ寒い日が続いておりますね。体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。さて、本日は金重有邦先生の新作酒器展のお知らせとなります。2月12日夜20時より窯出しされたばかりの選りすぐりの酒器をご紹介させて頂きます。十数年前、金重一門では非常に珍しい「山土」を主体とした制作に移行した有邦先生ですが、今回は金... More
2018-01-05 明けましておめでとうございます(金重素山先生の極上の徳利のご紹介... 皆様明けましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠に有難うございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。川口陶楽苑は本日5日より本年度の営業を開始致しました。年末には金重多門先生の窯出しに伺って参りましたが、何とかギリギリ30日に作品を拝見することが出来ましたので、1月中旬頃までには「金重多門 新作酒器特集」として、当店HP上にて何点かお見... More
2017-12-18 古備前海揚がり八寸鉢が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。本年も格別のお引き立てを頂き誠に有難うございました。また来年も素晴らしい作品をご紹介出来るよう努力致しますので、川口陶楽苑を何卒宜しくお願い致します。さて、今日は今年最後のブログ更新となります。最後を締め括るに相応しい古備前の逸品をご紹介させて頂きます。古備前ファンの間では有名な俗に言う「海揚がり」作品ですが、その中でも... More
2017-12-07 中村六郎先生の極上の酒器が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今週中頃には西日本地方でも初雪を観測し、いよいよ本格的な冬到来となってまいりました。皆様もくれぐれも体調管理などお気を付け下さいませ。しかし、備前焼で言えば冬はシーズン真っ盛りでございます。作風で言えば全体的に温かみのある色合いは見ているだけで心が落ち着きます。また、使用感の面でもじっくりと焼き締められた備前焼は高い保温... More
2017-09-14 金重陶陽―没後50年展―が開催されます 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。本日9月16日(土)より、金重陶陽先生の没後50年展が開催されております。昭和42年(1967年)にこの世を去られてから50年経ちますが、未だに多くの人々を魅了する陶陽先生の名品が多数展示されます。 これだけ長きに亘って人々を魅了し続ける作品を生み出す原動力、魅力的な陶陽作品の源となったものは何だっ... More
2017-08-07 金重素山先生の信楽酒呑が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。 こちら岡山県備前地方ではやっと台風が通過しつつあります。 依然として強い勢力を保っておりますので周辺地域の方はくれぐれもお気を付け下さい。 さて、本日は備前焼が誇る茶陶の巨匠金重素山先生の、珍しい信楽焼の酒呑が入荷しましたのでご紹介させて頂きたいと思います。ご長男の金重 まこと先生曰く、本作は素山先生が生前に交友のあっ... More
2017-07-04 備前細工物のきのう・きょう・あした展が始まりました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。梅雨の時期ということもあり、蒸し暑い日が続いておりますね。紫陽花や桔梗など季節の花を愛でつつ心涼やかに過ごしたいものです。さて、6月末より伊部駅隣の備前市立備前焼ミュージアムにて、「細工物のきのう・きょう・あした」展が開催されております。タイトルの「きのう・きょう・あした」の言葉通りに、古来からの細工物の名品に加えて、近... More
2017-06-13 藤田哲英先生の作品が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。本日は新進気鋭の若手作家、藤田哲英先生の作品をご紹介したいと思います。ちょうど先日、お客様と藤田先生の工房へお伺いする機会があり、その際に別冊炎芸術の備前特集号掲載の象嵌花器と、山陽新聞社発行の備前焼作家・窯元名鑑掲載の象嵌水盤を頂いてきました。藤田先生は2007年の倉敷芸術科学大学の大学院修了後に独立され、牛窓に登り窯... More
2017-06-08 金重まこと先生の備前鍔口花入のご紹介 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日岡山県でも梅雨入りが発表され、いよいよ本格的な梅雨到来ですね。裏庭の筍もこの時期になるとあっという間に伸び上がっていて驚かされます。そんな筍のように真っ直ぐに伸びた気持ちの良い花入をご紹介したいと思います。当店にて販売させて頂いたものですが、お客様のご厚意により撮影させて頂きました。 力強い箆とカセが一つな... More
2017-04-12 金重有邦先生の作品が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。本日は金重有邦先生の新作が入荷しましたので、その中から一部おすすめの作品をご紹介させて頂きたいと思います。今回の窯焚きでは久しぶりの登り窯による窯変を狙われたということで、灰被り窯変やカセ胡麻の出た酒器を中心に頂いてまいりました。また、本日4月12日夜20時のHP更新では金重有邦先生の父である、金重素山先生の若かりし頃の... More
2017-04-06 各見寿峯先生の絵備前扇面皿が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。4月になり大分暖かくなってきましたね。本格的な春到来ということで当店にある桜も段々と咲き始めてきました。4月に入ってしまい梅の見頃は過ぎてしまいましたが、本日の更新では備前焼で出来た素敵な梅をご紹介します。備前焼作家の中でも現在最長老の各見寿峯先生の絵備前扇面皿です。寿峯先生は2010年に90歳の卒寿を記念して政峯から寿... More
2017-02-25 【更新】 2/25 和仁栄幸(正興) 備前ひだすき四方筒花入 本日の更新は金重陶陽先生に師事し、最期の弟子としてその技術と志を受け継いだ、和仁栄幸先生の正興時代の備前ひだすき四方筒花入です。昭和62年2月までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。叩き伸ばして作った一枚の板を四方型のものに巻き付けながら制作したもので、四方型ながらも手づくりの柔らかさや温かみのある造形が持ち味となっています。流石... More
2017-02-24 【更新】 2/24 市川 透 金彩徳利 迦具土「Ra」煇 本日の更新は隠崎隆一先生の下で学び鮮烈なるデビューを果たした、市川 透先生の最新作の金彩徳利 迦具土「Ra」煇です。止め処無く溢れ出るアイデアを土という至高の素材を通して形にしていく市川先生らしい、独創性に富んだ破格の作品となっています。 迦具土シリーズで表現した強烈なカイラギによる沸騰したような釉調を更に進化させ、煮え立つような金彩と深く澄んだ藍彩を... More
2017-02-23 【更新】 2/23 十六代木村宗得 備前虎置物 本日の更新は伝統ある備前窯元六姓の木村家の十六代、備前の三奇人と謳われた名人、木村宗得先生の備前虎置物です。三奇人と呼ばれた所以は宗得先生は当時の備前陶工の中では非常に珍しい、作陶の時間よりも動物などのモチーフの観察やスケッチの時間が多い方だったそうです。当時人々の間でそのような慣習はなく、ひたすらに動物を眺め続ける姿を奇妙に思いつつも見事な細工と陶彫技術を賞賛... More
2017-02-22 【更新】 2/22 金重潤平 備前酒呑 本日の更新は金重一門の第一人者 金重晃介先生のご長男、金重潤平先生の備前酒呑です。昨年秋の金重晃介先生の窯焚きにて共に焼き上げられた新作です。何と言っても作品全体の窯変と緋色のバランスが良く、隈取と呼ばれる灰被りとの境界線もくっきりと出ている秀作です。土の良さに裏打ちされた品格漂う緋色も素敵で、赤すぎず薄すぎず絶妙な色合いは酒呑に最適のものとなっています。正面の... More
2017-02-21 【更新】 2/21 市川 透 金彩片口 迦具土「Ra」煇 本日の更新は隠崎隆一先生の下で学び鮮烈なるデビューを果たした、市川 透先生の最新作の金彩片口 迦具土「Ra」煇です。止め処無く溢れ出るアイデアを土という至高の素材を通して形にしていく市川先生らしい、独創性に富んだ破格の作品となっています。 迦具土シリーズで表現した強烈なカイラギによる沸騰したような釉調を更に進化させ、煮え立つような金彩と深く澄んだ藍彩を... More
2017-02-20 【更新】 2/20 原田拾六 備前乱張角皿 本日の更新は備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生のやや前作の備前乱張角皿です。平成十六年頃の陶歴が同封されており、その頃の作品であると思われます。古窯跡を桂又三郎先生と巡り歩きながら研究した古備前の技と、己の中に眠っていた荒ぶる魂とがぶつかり合って一つとなった作品です。陶芸作家といえば基本的に齢を... More
2017-02-19 【更新】 2/19 伊勢崎 満 備前八寸皿 本日の更新は備前焼を愛し備前に多大な貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前八寸皿です。兜鉢風の造形になっており、ゆったりとした深めの造りと幅広の縁が特徴です。底から3~4cm程度のゆったりとした深さがあり、縁は一旦切り返しになっているなど、汁気のある煮付けなどでも余裕を持って盛り付けることが出来るよう工夫されています。それでいて皿自体が軽く、深さがある為収納もしやす... More