皆さんこんにちは、本日二回目のブログ更新です。
先日馬場隆志先生が新しい窯を築かれ、その初窯出しにこの度お邪魔させて頂きました。
新窯は以前の登り窯に比べて半分程度の大きさでした。
とても立派な登り窯です。
馬場先生の溢れ出てくるアイデアを形にする魔法の機関です。
窯自体も焼き上げられていくことでゆっくりと変化していきます。
膨張と収縮を繰り返し、煉瓦は灰を吸い、窯床に炎の道が生まれていきます。
「この窯からどんなものが生まれてくるのか」
新窯の前に立つといつも考えさせられます。
焚き口から覗くと横穴から差し込む薄明かりでぼんやりと窯の内部が照らされています。
一旦火が入れば人間が立ち入ることが出来ないその空間は、
今はまだ静けさの中で土埃だけがゆっくりと舞っています。
素敵な初窯作品をたくさん頂いてきましたのでまたブログやHPでご紹介したいと思います。