[手のひらの中の小宇宙 宝瓶・香炉展epilogue]三村陶景 作 備前宝瓶

 皆さんこんにちは、今日は宝瓶展のエピローグとしまして三村陶景先生の宝瓶のご紹介です。
残念ながら宝瓶展の時には作品がなく出品できませんでしたので、
是非この機会に見ていただきたいと思い即更新しました。

 三村陶景先生といえば陶陽先生や不老先生と同じく備前低迷期の辛く苦しい中で、
伊部に陶器学校を創設し備前焼の振興に努力された方です。
そしてなによりその卓越した技術と作品の完成度の高さは今でも語り継がれるほどです。

 しかしながら作品数が非常に少なく、技術の高さと相まって幻の名工とも呼ばれています。
それはきっと乱作を由とせず徹底した作品作りを貫いた証なのでしょう。
三村陶景先生が駆け抜けた時代の中で、その姿勢を貫き通すのはとても大変な事だったと思います。
名工とはただ良い品を作るだけではそうは呼ばれないのだと今更ながらに痛感しました。

size:幅9.7cm×8.4cm×高さ6.5cm
price:150,000円(共箱)

作品のお問い合わせにつきましては下記までご連絡下さいませ。

Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
E-mail : info@tourakuen.jp

[ [手のひらの中の小宇宙 宝瓶・香炉展epilogue]三村陶... ]企画2011/02/06 16:34