皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
遅くなってしまいましたが明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
時期的には過ぎてしまいましたがお正月に因んだ、
備前焼で出来た目出度い菊の花をご紹介したいと思います。
青備前ですが二代以降の青と違い、グレーで鉄のような雰囲気があります。
窯変の朱色が出ないのも初代の特徴ですね。
名工として知られた初代 藤原楽山先生の青備前菊香炉です。
特に藤原楽山の代名詞とも言えるのがこの菊香炉ではないでしょうか。
実は楽山菊香炉は二つとして同じ細工のものはないと言われています。
同じように見える菊香炉でも、細かな部分の細工が全て違っているそうです。
その中でも本作は稀に見る非常に手の込んだ作りとなっており、
初代楽山先生の菊香炉の中でもトップクラスの逸品ではないでしょうか。
編みこみのようになった火屋部分や、立体的に垂れかかった菊と葉など、
備前粘土の限界へと挑戦するような極上の逸品です。
現在、本作は当店ショーケースにて展示中ですので、
枯れることのない菊の花を是非一度ご覧になってみて下さい。
非常に細かい菊花と、柔らかな質感までも表現した葉が見事です。
編み込み状になった蓋の細工はまさに名人芸の極致です。
実物は鉄のような雰囲気と相まって銀火屋のようです。
(伊勢崎晃一朗/引出黒茶碗 共箱製作中)
size:径18.3cm×径13.3cm×高さ9.6cm price:¥400,000
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)
川口陶楽苑のHPへ
(初代 藤原楽山/青備前菊香炉 販売店箱)
size:径18.3cm×径13.3cm×高さ9.6cm price:売約済
作品の詳細な画像などは下記までお問い合わせ下さい。
Tel 0869-67-2210 Fax 0869-67-2220
川口陶楽苑へのメール(クリックするとメール送信画面になります)