オリジナル蓋置き

皆さんこんにちは。
最近はだんだんと暖かくなり、春の兆しが感じられますね。
しかし温暖化の影響なのか、岡山では今年は雪が一度しか積もりませんでした。
やっぱり冬に雪景色が見れないとちょっと寂しいですね。
川口陶楽苑でも温暖化防止を推進していきます。
さて本日の写真は、あるお客さんに頼まれたオリジナル蓋置きです。
「面白い蓋置きは無いか」って事でお話を伺ったのですが、
実は最近の若手の方は蓋置きなんて作ってないんですよ。
どうしたものかと考えた挙句、出来上がったのがこれです。
オリジナルといっても森本さんが持っていた、徳利の被せ焼き用のミニサヤを拝借したんですけど。
そのミニサヤにドライバーで穴を開けて出来上がりという訳でございます。
被せ焼きとは、徳利の肩に被せて焼け味に変化を出すものですが、
その為たーっぷりと胡麻が掛かっており、中々の景色となっております。
窯道具や割れた作品の欠片も工夫次第では生きてくるので、
割れた物があるなら色々試してみては如何でしょうか?
さてこの蓋置き、喜んでくれると良いんですがね…。

[ オリジナル蓋置き ]雑記2007/03/04 15:47