皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。
今日は徳利第二弾ということで三角徳利をご紹介したいと思います。
窯変やカセ窯変のような強烈なインパクトは無いものの、
ねっとりとした土味という備前の醍醐味を楽しめる作品になっています。
このしっとりとした土味は、使い続けるうちにお酒で更に磨きがかかりそうです。
胡麻なども使用するうちに滑らかになってきます。
何年もしようしていくと備前らしいガサガサした肌も川の丸石のごとくスベスベに。
蕩けたような土味は極上の肴です。
中村家の三角は肩の曲線や角度が素晴らしいですね。
前述のあばた高台にもしっかりと焼きが入っています。
スアナ付近に寝かせて焼いたのでしょう。
如何でしたでしょうか。
派手さはなくとも毎日使いたくなる、そんな味わいを持つ徳利です。
記事を書いていてふと備前にあるお寿司屋さんなんかで出てきそうだなぁ、と考えておりました。
次回の蕪徳利もさりげない派の素晴らしい作品ですのでお楽しみに。