金重陶陽先生の瓶掛のご紹介です

皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。

今日は大変珍しい作品をお借りすることが出来ましたのでご紹介させて頂きます。

土味が誠にまろやかな金重陶陽先生の瓶掛でございます。

お客様のご好意により暫く店頭にて展示させて頂けることになりました。

大型の作品には珍しく非常に変化に富んだ景色を備えた作品であり、

これだけの大物でありながら全身余すところなく見所となっています。

桟切りの出た部分を正面として側面や裏のネットリとした赤紫色の土味、

そして窯詰めの際に大鉢などが置かれていたであろう口縁部の被せ焼き緋襷、

抜群の火加減による非常にキメ細かな黄胡麻が見事なハーモニーを奏でています。

実用的な作品でありながら大壺のようにそのまま飾っているだけでも楽しめる、

金重陶陽先生らしい豊かな土味と渋い焼味が素晴らしい逸品です。

是非お近くにお越しの際は川口陶楽苑店頭にてご高覧下さいませ。

 

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大物はある程度土味が単一の色合いで固定されがちですが、こちらの作品は素晴らしい揺らぎを持っています。

 

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こちらは裏面です。ちょうど裏表で桟切りが作品を挟むように発生しています。

 

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パラパラと掛かった胡麻に緋襷が反応して糸胡麻に。

古備前調の渋い味わいは何時間眺めても飽きません。

 

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内側にも素晴らしい緋襷が掛けられています。

本当に隙のない仕上がりになっています。

[ 金重陶陽先生の瓶掛のご紹介です ]NEW2014/10/09 12:37