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初代 小西陶古 備前 硯屏 箱無
硯屏とは硯の傍に立てて埃や塵などを防ぐための道具です。
宋時代に作られ、主に鑑賞用であったため最も装飾性に富んだ文房具として発展しました。
仕事に疲れた時にはそれを眺めて目を休め、リフレッシュするという効果もあったそうです。
本作品は塗り土を施したキメ細かな土肌を立体的にレリーフ彫刻した雷神が、今にもこちらへ飛び出してきそうなほどに躍動的に描かれております。
裏面には工場のような建物が描かれており、陶古先生が何かの記念に制作されたのではないかと推測でき、備前焼の歴史的な背景を垣間見る事が出来る興味深い珍品です。
径18.9cm×径9.8cm×高さ15.5cm SOLD OUT
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