人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。



 

 

「中本 研之 特集」          3月1日19時~31日17時

 

 

食器をメインに作陶されている中本研之先生。
中本先生のつくる食器は薄造りで丁寧、シンプルでモダンな作品が多く、
この器にはあれを盛りつけてみようか、と考えるだけで楽しくなります。
毎日使う、暮らしの中で身近な存在である食器であるからこそ、
使う時に違和感や不快感を覚えないように、機能性を重視されています。
師匠の伊勢崎 紳先生に通じる優しい質感とソフトで軽快な造形は、
気軽に使えて見た目もスタイリッシュです。


『薪窯でじっくりと土を焼き締めることでしかつくれない素朴な味わい、
深みのある豊かな焼けの風合いに魅了され、備前の地で日々作陶しています。
土造りから窯焚きまで伝統の技法を踏まえた上で、
モダンで使いやすい器作りを心掛けています。』


と語る中本先生。
土と炎でつくり上げられる自然そのものの器は、料理を優しく包み込み、
名脇役として食材を引き立ててくれます。
モノが溢れる現代の生活の中に潤いをもたらしてくれるスパイスのような器たち。
お気に入りの器に囲まれてくつろぎの時間を過ごすことはちょっとした贅沢です。
今回の特集でそんな器を見つけて頂けましたら幸いです。

「中本研之 特集」の梱包について

 

       

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