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金重素山 作 「粉引茶碗」
(商品No. 3837)
220,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
無冠の帝王と世に名高き金重素山先生の粉引茶碗です。素山先生が大本教の鶴山窯にて制作された粉引の茶碗です。よく縮れた白釉の上に青磁釉を施しており、二層の白釉の縮れと青磁釉の貫入とが相まって幾何学的な紋様となっています。深い見込みでは青磁釉がより一層濃くなっており、爽やかな水色の景色が広がっています。柔らかい腰つきなど素山先生の特徴が現れており、ゆったりとした造りは滑らかな釉調とともに掌によく収まります。
■作品の概容
共箱(愫先生極めあり・四方桟・二重箱)
径11.4cm×径11.3cm×高さ9.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2015-10-20
■作者(金重素山)について
金重素山先生(1909年〜1995年)は人間国宝金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。桃山調の緋襷を得意とし、茶陶の第一人者と言われました。1964年岡山市東郊に円山窯を築窯、1966年電気窯による桃山調の緋襷を発表して反響を呼びました。1982年伊部に移り牛神下窯を築き、1983年県指定重要無形文化財保持者となりました。文化庁長官表彰、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章を叙勲されました。1995年に亡くなられました。