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山本 出 作 「備前徳利」
(商品No. 3858)
48,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
彫刻を学んだ経験を生かし、伝統ある作風の中に新感覚の造形美を追求する山本 出先生の前作の備前徳利です。父である山本陶秀先生の造形を踏襲しており、大きく張った胴に対してかなり小さめの口造りをしています。俗にいうスアナと呼ばれる場所で焼かれており、金彩掛かった抜けを中心として胡麻や桟切りなど賑やかな景色が出ています。全体的にマットな質感で落ち着いた肌合いとなっており、お酒を呑みながらついつい触りたくなってきます。先日出先生に箱を新たに制作して頂きました。(使用感はあまり感じられませんが前作ですのでご了承下さい)
■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁3.2cm×胴径9.3cm×径9.1cm×高さ13.5cm 容量 約460cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2015-11-11
■作者(山本 出)について
山本 出先生は、人間国宝山本陶秀先生の四男です。1967年に武蔵野美術大学彫刻科、翌年同専攻科を卒業後、パリ国立美術学校彫刻科に2年間留学されていました。帰国後の1970年から父に師事し、陶芸の道に入り、1975年窯を築いて独立しました。独自に生み出した「叩込」「出彩」、粘土を板状にして何枚も重ねる「積上」などの技法を駆使して制作しています。1979年、日本工芸会正会員。1980年には日本伝統工芸展奨励賞受賞。1985年金重陶陽賞。1997年には岡山県文化奨励賞、同年備前焼パリ展出品。2002年、茶の湯の造形展では、仏・ブルゴーニュの土を混ぜた「積上花器」で田部美術館大賞に輝きました。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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