人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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大森輝彦 作 「備前手造竜香炉」

大森輝彦 作 「備前手造竜香炉」

(商品No. 3877)
36,000 円(税込)

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■作品の特徴

名工と呼ばれた義父の二代大饗仁堂先生に師事し、緻密さの中に躍動感を感じさせる作風を継承した大森輝彦先生の備前手造竜香炉です。二代仁堂を彷彿とさせる天を睥睨する臥竜を蓋にあしらった迫力のある香炉です。龍の鋭い爪を浮き彫りにして蓋にあしらっており、万物を引き裂き宝珠を掴まんとする力強さが見事表現されています。本体部分も手捻りで制作されており、リズミカルに打ち込まれた指跡がまるで菊の花のように内側に広がっています。細工物に珍しい厚みのあるしっかりとした造りで存在感があり、そのまま飾っても十分楽しめる逸品です。

■作品の概容

共箱(二方桟)
耳含む径15.2cm×径10.2cm×蓋含む高さ12.7cm

■作品画像

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公開日時:2015-11-28

■作者(大森輝彦)について

大森輝彦先生は、岡山県立高松農業高校を卒業し、岡山市役所に勤めていましたが、備前焼が好きになり、余暇を利用して、窯元や作家を訪ねているうち1970年、決心して市役所を辞め、備前焼の名工といわれた義父の二代目 大饗仁堂先生に師事して、陶芸の道に入りました。仁堂先生の作陶する姿を見ながら、陶技を修業しましたが、余暇を見ては、先輩作家を訪ねて教えを乞い、1982年仁堂先生没後、窯を引き継いで初窯を出し、作家として出発しました。1996年に登窯を新築、2001年には登窯を改築しています。名門「仁堂窯」の後継者として、備前の土味を生かし、作品づくりに精進されています。


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