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伊勢崎 満 作 「伊部宝瓶」
(商品No. 4076)
48,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の伊部宝瓶です。満先生が晩年に手掛けられたであろう、大変珍しい轆轤挽きの宝瓶です。ざっくりとしたやや粗めの陶土を使用しており、厚手に挽かれた造形と合わせて重厚感のある仕上がりとなっています。還元の強い環境下で焼成されており、宝瓶のお約束である蓋の牡丹餅などが金彩掛かっており美しいです。満先生にとって偉大なる先達である金重陶陽先生を彷彿とさせる独特の摘みなど、備前焼の歴史をその身に織り込んでいます。
■作品の概容
共箱(四方桟)
口含む径10.3cm×径9.1cm×蓋含む高さ7.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-05-09
■作者(伊勢崎 満)について
伊勢崎 満先生は1934年に無形文化財 伊勢崎陽山先生の長男として生まれ、幼少より父に陶技を習い岡山大学特設美術科彫塑を専攻されました。茶陶の本格派として桃山風の造形や土味、焼成を追及。作品によって登窯と中世の穴窯を使い分け、電気窯やガス窯は使わず、松割木による焼成にこだわられています。1964年日本工芸会正会員となり1974年には金重陶陽賞を受賞されました。1994年に山陽新聞文化功労賞、1998年第15回田部美術館大賞を受賞されました。同年3月県指定重要無形文化財保持者に認定されました。2011年8月、77歳でお亡くなりになられました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、岡山日日新聞芸術文化功労賞、茶の湯の造形展大賞など多数/県展招待
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